深センのファストフード(快餐)をざっくり紹介

2023年5月8日

以前は、ケンタッキーやマクドナルドくらいしか、選択肢がなかった深センのファストフード(快餐/くわいつぁん)ですが、近頃は、質量ともに、充実し、かなりイロイロなものが食べられるようになりました。

以下、ファストフード(快餐)について、ざっくりと紹介してみたいと思います。ちなみに中国語の「快餐」といった場合、「ファストフード」より広めの意味になるかと思いますので、以下、吉野家などご飯系のモノも含めています。

外資系のファストフード(快餐)

深センでは、マクドナルドケンタッキーなど、昔ながらの外資系のファストフードチェーンが、多数、店舗を展開する一方で、近年、シェイクシャックなど新しいブランドも登場して、バリエーションも増えています。

マクドナルド(麦当劳)

まずは、マクドナルド(麦当劳・まいだんらお)。中国でお世話になる外食ナンバーワンと言っても過言ではないのではないでしょうか。

マクドナルドの場合、ローカライズはされていますが、既存のメニューもしっかり残っているので、日本人にとっては、かなり利用しやすいと思います。

最近は、店内端末で注文したり、スマホ上で注文したりする方法も増え、注文方式が、多様化しています。

写真はマクドナルドの朝食メニュー、豆乳と油条(5元)と激安!!他にも、お粥とかも提供しており、かなりローカル化が進んでします。もちろん、エッグマフィンなど通常の朝メニューもあります。

中国のマクドナルド(麦当劳) スマホでの注文方法について

ケンタッキー(肯德基)

中国で最大のファストフードといえば、ケンタッキー(肯徳基/けんだじー)でしょうか。

中国では、なぜか、マクドナルドより、ケンタッキーのほうが店舗数が多いです。なので、やたらとカーネルサンダースの顔を見かけることになると思います。

店内は、いつも中国人で賑わっています。

バーガーキング(汉堡王)

バーガーキング(汉堡王)もあります。ワッパー(皇堡/ほゎんばお)が中国で食べられるというのは、ありがたいですね。

ただ、ちょっとお値段はやや高め。(ワッパー(皇堡)単品、30元)また、マクドナルドみたいに、気軽にコーヒーに変更できないのが、ちょっと不便です。

バーガーキング 店舗

シェイクシャック

ニューヨーク発のバーガーショップ、「シェイクシャック(shake shack)」が、深センにも進出しています。ハンバーガー・シングル(招牌牛肉堡)で43元と、クオリティが高い分、マックなどに比較すると、高めの値段設定になっています。

深センの「シェイクシャック(Shake Shack)」で食べてみた

サブウェイ(賽百味)

サブウェイ(赛百味/さいばいうぇい)も、外せません。

ただ、店舗はあまり活気がない印象です。そもそも、中国人は、冷たいものを食べる習慣がないからか、サンドイッチ類は、存在感がないので、仕方ないのかもしれませんが。

自分は、店舗にはいかず、出前で注文することが多いですが、結構、重宝しています。各種サンドイッチの他、クッキーなども美味しいです。

写真は、ハムサンドイッチ(火腿三明治) 36元程度

サブウェイ(赛百味)深センの店舗

ドミノ・ピザ(达美乐比萨)

最近、ドミノ・ピザ(达美乐比萨)の店舗を見かけることが増えてきました。

以前は、ピザハット(必胜客)くらいしかありませんでしたが、ピザも、選択肢が増えてきています。

ドミノ・ピザ(达美乐比萨)

TACO BELL(塔可贝尔)

Taco Bell(塔可贝尔)ですが、深センにも、一応あります。(福田COCOPARKに一軒のみ)

メニューは、タコスやブリトーなどのメキシカンが中心。

ちなみに、Taco Bellは、以前、中国から一度、撤退したあと、2016年上海に再上陸。深センにも2020年、再オープンを果たしたという経緯があるようです。 Taco Bell(塔可贝尔)

日系ファストフード

以前は「吉野家」くらいしかなかった日本の外食産業も、「サイゼリア」「ココイチ」「すき家」「スシロー」など、日本でおなじみの店舗を、見かける機会が増えてきました。

吉野家

海外にいると、やはり、日本の牛丼の味が恋しくなりますよね。幸い、深センには吉野家(じーいえじゃー)が、以前からオープンしています。店内は、日本のようなカウンター席は無く、レストランのような感じでしょうか。

また、メニューも、結構ローカライズしているので、日本の吉野家と全く同じというわけにはいかないかもしれません。

お値段の方は、牛丼(並)25元、牛丼(大)30元。出前アプリで出前にも対応しています。

深圳の吉野家(じーいえじゃー)について

すき家(食其家)

吉野家から遅れること10年、深センにも、すき家(食其家)が、オープンしています。

ただ、場所が微妙なところにあることが多いので、ちょっと行きにくいですが、メニューは、日本同様、かなり充実しています。出前にも対応しています。

深センの「すき家(食其家)」に行ってみた ~インフレ、円安の進行を実感

COCO壱番屋(ココイチ)

COCO壱番屋(ココイチ)の存在も忘れてはいけません。

ご飯の量、辛さは、調整可能。福神漬けもガッツリと載せられるには嬉しいところです。

写真は、カツカレーに納豆をトッピングしたもの。43+5元でしめて48元

深センでは、会展中心駅近く、リンクシティのレストラン街に一軒だけあります。

深センのココイチ(COCO壱番屋)で、セルフ形式で注文&支払いしてみた

スシロー(寿司郎)

「スシロー(寿司郎/しょうすらん)」が、2022年9月から、深センにオープンしています。

深セン一号店は、地下鉄「岗厦」駅すぐ「One Avenue(卓悦中心)」西区地下二階にあります。現在、深セン市内各地に店舗を急展開中です。

スシロー初心者が、深センのスシロー(寿司郎)に行ってみました

てんや

てんやが、最近、深センにもオープンしました。場所は、地下鉄「岗厦」駅すぐ「One Avenue(卓悦中心)」地下。ちなみに、中国大陸で初出店ということです。

萨莉亚(サイゼリア)

サイゼリア(萨莉亚/さーりーやー)もあります。

こちらは、かなり安い値段設定になっているためか、店内の雰囲気は、ローカル度高めで、ちょっと落ち着けない感じもあります。写真のセットで、25元程度(500円)。

店舗は、深セン市内、割りとどこにでも有ります。

丸亀製麺(撤退?)

丸亀製麺、会展中心駅近くのリンクシティグルメ街にあった店は、既に、閉店しています。