深センのビュッフェ風新概念自助餐「饗食饗麺」について

2021年5月16日

中国では、日々、何を食べるのかというのは悩ましいところですね。ローカルの店は、そこら中にあるとは言っても、なかなか日本人の感覚にあう店というのは少ないです。

今回は、自分がたまに利用している「自助餐」について、少しご紹介してみたいと思います。

自助餐」(ずーじゅーつぁん)といえば、中国の社員食堂風ローカル食堂のことで、一般的には、安かろう早かろう(まずかろう?)という店が多いです。ただ、最近は、そういう安かろうな店とは一線を画して、質を重視したような店もでてきています。

以下、そういう量より質を重視した新概念「自助餐」「饗食饗麺(しゃんしー・しゃんみぇん)」について、紹介してみたいと思います。

(ちなみに「自助餐」は、コロナ当初は閑古鳥が鳴いていましたが、現在、中国ではコロナが沈静化しているということで、客足もだいぶ戻ってきているみたいです。)

深センのビュッフェ風新概念自助餐「饗食饗麺」について

饗食饗麺」は、深センの国貿駅近く、国貿ビルの裏手、スタバの向かい側の「南湖時代広場」という建物にあります。

日本料理屋も近い地域なので、見かけたことがある人もいるかもしれません。

 

 

特徴的なのは、その内装でしょうか。とにかく照明が圧倒的で、大皿に盛り付けられた惣菜をこうこうと照らしています。なにかホテルのビュッフェを思わせるような感じです。

しかも実際、店員もシェフのような格好をしていて、オープンキッチンで、目の前で、中華鍋で調理したり、鴨を切ったりする風景を見ることもできます。

では以下、利用する手順について、具体的にみていきましょう。

「饗食饗麺」 利用の手順について

◯まず最初に、トレーの上にお皿を載せます。皿は乾燥機に中に入っています。(持ち帰りを希望する場合は、皿の代わりにプラスチックの容器を載せます。)

◯トレーを台の手前に置いて、ベーカリーにあるつまみのようなもので、各惣菜の大皿から、自分で惣菜を取って、皿の上に盛り付けていきます。(店員に指示する必要がありません)

大皿は、肉類、魚、野菜類など、全部で15くらいあるので、好きなものを好きなだけ選んでいけばいいでしょう。辛いものもありますが、あっさりしたものも多いので選ぶのには困らないと思います。(もともとは台湾系の店らしいです。)

◯基本的には、左から右に流れていきますが、取りそこねたら、戻ることも可能です。

 

◯大皿のあとは「蒸物」(写真)、最後「お米」が必要なら、盛り付けてあるものを取ります。

◯右橋のレジに持っていき、はかりに乗せると、重量に応じて金額が提示されます。支払いは「微信」などの決済アプリで行います。

金額的には、だいたい30-40元くらいでしょうか。(ただ、あれもこれもと取りすぎると、結構、高くなってしまう)従来のローカルの自助餐(20元前後)と比較すると少し割高ですが、惣菜が割と美味しく作ってあり、リーズナブルに感じるはずです。

以下、エビ、红烧肉、揚げ豆腐、ご飯などで、大体25元(400円位)くらい。エビがパリパリして香ばしいです。

◯ちなみに向かい側に麺類のコーナーがありますが、基本的には、ご飯物と同じ流れになります。ただ、一般に、ご飯ものに比べると、あまり美味しい感じではないです。

◯あとは、その場で食べる(在这里吃)もよし、持ち帰り(打包/带走)もするもよし。(写真)

完全せルフなので、ほとんど言葉を発せずとも済んでしまうので、外国人にとっても利用しやすい店と言えます。

以下、店内の様子(夕方なので空いています)

また、自分で食べた食器まで返却させるという、完全セルフを実行させており、割と定着しているようです。中国で、客が食べ終わったあと、食器を返却しに行く姿を見ることができるのは、なかなか新鮮です。

いろいろ新しいサービスが出ては消えする中国にあって、ここは、これまでの中華ファーストフードの概念を、変えてくれそうな予感がする店です。

出前

出前は、出前アプリを通じてできることはできますが、メニューが固定されていて、しかも、あまり美味しくないです。自助餐の意味がない気がしました。

「饗食饗麺」 ロケーション

この「饗食饗麺」は、調べてみたところ、深センの国貿駅近くに一店舗だけでした。(国貿ビル裏手、スタバの向かい側)

ちなみに「饗食饗麺」を経営しているのが「家楽縁」を経営している台湾企業で、「饗食饗麺」は「家楽縁」をちょっとグレードアップさせた実験的な店のようです。

 

営業時間は、早朝、午後、夕方に分かれていますが、メインは昼のようで、夕方は割と空いています。

ちなみに、この店を真似たような店が、街のあちこちにありますが、おいしいかどうかはよくわかりません。