深圳から香港への越境バス 乗車方法【皇崗(深圳)⇔ 湾仔・旺角(香港)】

2021年5月12日

深センから、香港へ行くとき、地下鉄(MTR)以外に、越境バスという選択肢があります。

越境バス(跨境巴士)は、深センのイミグレ(皇崗深セン湾)と、香港各地(旺角、湾仔、香港空港など)を結んでいます。必ず座っていけるのと、途中の停車駅がないので、早いし快適です。

以下、香港行きのバス(皇崗→湾仔)に乗る方法を、簡単にご紹介してみます。

(現在、コロナ下にて、香港との自由な行き来が難しい状態が続いています。移動の際は、必ず事前に状況を確認してください。)

越境バスで移動する 【深セン(皇崗)→香港(湾仔)】

深セン皇崗(ほわんがん)から、香港の湾仔(わんちゃい)へ、越境バスで移動する順番は、以下のとおりです。

1 中国を出る(皇崗イミグレ)
2 バスのチケットの購入
3 バスに乗る(皇岡)→ 落馬洲(香港)
4 香港に入る(落馬洲イミグレ)
5 再び、バスに乗る  落馬洲 → 湾仔
6 湾仔に到着

それでは、以下、順を追って、ご説明します。

1 中国を出る(皇崗イミグレ)

まずは、深セン側の出発地点、皇岡口岸(ほあんがん・こうあん)へと向かいます。最寄り駅は、地下鉄7号線「皇岡口岸」駅。

地下鉄を降り、エレベーターで地上三階へ。一路、イミグレのあるビル「皇岡口岸联检大楼」を目指します。

前方に見えるレンガ色の屋根の建物が、皇崗口岸(イミグレ)。このイミグレは、24時間開放のイミグレで、人だけではなく、道路のアクセスもあることから、物流の要所ともなっています。ちなみに、近くにもう一つ、福田口岸というイミグレがありますが、皇岡からのアクセスは意外と悪いです。

陸橋のような通路を、ひたすら「往香港(to Hong Kong)」の矢印を目印に進んでください。200-300メートルくらいいくと、「デパーチャーホール(出境大厅)」に到着到着します。

外国人専用の出境ゲートがあるので、そこで出境審査を受けます。外国人出入境カードの、出境カード(左側)に必要事項を記入し提出します。

2 バスのチケットを購入する

出境検査が終了したら、外へ出て、右側を矢印に沿って進みます。

前方に、香港各地に行く越境バスのチケット売り場(售票处/しょうぴゃおちゅー)があって、前に、行き先別にバスが並んでいます。

バスの行き先は「観塘」「旺角」「湾仔」「尖沙咀/油麻地」「迪士尼乐园/ディズニーランド」など、香港の各地を結んでいます。大部分の路線は、24時間運行となっています。(ディズニーランド行きは、朝行って晩に戻るもののみ)

行き先ごとに、窓口が有るので、そこで、チケットを購入します。

支払いは原則的に、「港幣(香港ドル/がんびー)」になるようで(窓口には、香港ドル表示しかない)香港ドルの現金、もしくはオクトパスカード(八達通)を用意しておいたほうが無難かもしれません。人民元は、両替できますが、レートで少し損になるのかもしれません。(ウィーチャットペイのコードはあったが、香港ドルのものと思われます。)

皇崗→湾仔、52HKD(香港ドル) 1HKD=14円とすると728円

香港空港行きバスも

ちなみに、「香港空港」行きのバスも出ており、チケット売り場は別の場所(出境ホールを出てすぐのところ)にあります。

(運行時間は、6;00-22;30。15-20分ごと)

 

3 バスに乗車する   皇岡(深セン)→ 落馬洲(香港)

次に「湾仔」のプラカードの前に停まっているバスへ行き、係員にチケットの半券を切ってもらい乗車。

席は自由なので、適当に座れば良し。

ちなみに、このバスに乗っても、ダイレクトに、香港に行くわけではなく、まずは、香港入境側(落馬洲)へ移動するだけとなります。

4 香港に入る(落馬洲イミグレ)

バスに乗って少し行くと、「落馬洲(ろっくまーちゃお(広東語))」のイミグレに到着。ここで、入境審査のために、一旦、バスを降ろされます。

外国人は基本的に、通路向かって右側の「訪港旅客」へ。

 

落馬洲イミグレの香港入境ホールで、香港入境カードに必要事項を記入して、入境審査を受けます。

ちなみに、ここは、外国人専用レーンは無いので、大陸中国人といっしょの列に並ばなければなりません。週末(特に午前)や、国慶節などの大型連休などは、香港へ観光に行く中国人旅行客で混雑するときがありますので、フライトなどの予定がある場合は、気をつけたいところです。

5 バスに再び乗車  落馬洲イミグレ → 湾仔

香港側の入境審査が終わったら、そこはもう香港領土。

建物をでると、前がバス乗り場になっていて、ここからもう一度、バスに乗ります。「湾仔」行きは、奥の方にあります。

ここで、注意しておきたいのが、最初に乗ったのと同じバスに乗れるとは限らないということです。

なので、くれぐれも、最初に乗ったバスに、忘れ物をしないよう、気をつけてください。それを知らずに「さっきのバス、きっと、僕たちのことを待っていてくれるさ。」と、自分勝手に思い込んで、車内に荷物などを置いておくと、えらいことになります。

ちなみに、バスは結構な頻度で運行しているので、一本、乗り遅れても気にする必要はなく、次に来たものに乗ればいいです。バスの運行間隔は時間帯によりけりで、昼は15分に一本、夕方から夜は10分おき、深夜は30分おき位で出ているようです。

バスに乗った後は、何もすることはありません。山あり、海あり、港ありと、目まぐるしく変わる香港の町並みを眺めていればいいでしょう。

あと、注意しておきたいのは、香港の乗り物は、地下鉄もそうですが、冷房がギンギンにきいているので、上に羽織るものを持参しておいたほうがいいでしょう。でないと確実に風邪を引きます。

6 湾仔に到着

途中で、MTR湾仔駅で停車して、乗客のほとんどをおろした後、しばらく海側にすすみ、湾仔ハーバーセンター(海港中心)前に到着。

所要時間は、乗車時間は40-50分ですが、イミグレでの手続きを含めると、1時間15分-30分くらいは、見込んでおいたほうがよいでしょう。

バスなので、渋滞のリスクは全く無いとはいいきれないですが、この越境バスは、そんなに、遅れることはないです。渋滞での遅れよりも、むしろ、イミグレでの遅れのほうを気をつけたほうがいいでしょう。

香港⇒深セン(皇崗)

逆に、香港から深セン(皇崗)に行く場合、香港市内各地にあるバス停留所から、バスに乗ることになります。

以下、香港の「湾仔」「旺角」の、「皇崗」行きのバス乗り場についてです。

「湾仔」  深セン「皇崗」行きバス乗り場

湾仔から深センへ行くときは、降りた場所と同じ、湾仔ハーバーセンター(海港中心)前となります。(地下鉄「湾仔」駅から海側に徒歩10分位)

湾仔から皇岡まで52HKD。(写真はチケット売り場)

ちなみに深センに向かうときは、「湾仔」駅には立ち寄りません。

「旺角」  深セン「皇岡」行きバス乗り場

旺角の、深セン(皇崗)行きバス乗り場は、地下鉄の「太子」駅のすぐそばメトロポールホテル(維景酒店)隣り。

ちょうど、ネイザンロードが枝分かれするところで、三叉路のようになっているところで、真ん中に噴水がある広場が目印。

バスの停まっている街路を、道なりに行くと、曲がり角に、チケット売り場があります。

旺角から皇岡まで、41HKD。

このあたりは、このバス以外にも広東省各地に向かうバス乗り場になっており、キャリーバッグをもった大陸人を結構見かけます。また、付近には、旅行客をあてこんだ人民元の両替屋も多いです。

 

ちなみに、「湾仔」と「旺角」以外にも、各地にこういったバス停があります。

以下、バス運営会社のうちの一つ「永東バス」のHPです。

参考サイト  永東巴士 バス乗り場