ウィーチャット(微信)での「送金」「引出し」の方法について
中国で生活する場合、ウィーチャットやアリペイなどで支払いを済ませることは、今やすっかり定着しました。スーパーでの買い物、外食、出前、電気ガス代の支払いにいたるまで、今や、生活インフラといっても過言ではないほどです。
また、支払いだけではなく、第三者との間で、ちょっとしたお金を送金するときも便利です。ちなみに、自分も、中国人へのアルバイト代の支払いは、全部ウィーチャット送金に変わりました。これだと、いちいち銀行のATMまで行かなくとも、携帯上で一瞬なので、すこぶる便利です。(まあ一瞬でお金も消えるわけですが・・・)
というわけで今回、ウィーチャットでの送金方法について、簡単に説明してみようと思います。
ウィーチャット(微信)で送金する方法
送金する相手を選ぶ
まずは、ウィーチャットの、チャット(微信)の画面を開きます。その中から、自分が送金したい相手をクリック。ここでは、「傅(ふ)」さんという人を選択してみます。(ちなみに、アリペイ(支付宝)だと、「朋友」のところから、同様の方法で、送金することができます。)
右下にあるプラスボタンをクリック。
送金相手の「傅(ふ)」さんのページ右下にある、プラスをクリックします。ここ、意外にわからない人が多いです。
送金(转帐)ボタンをクリック
すると、下にいくつか、項目が出てくると思うので、そのなかから「送金(转帐/じゅあんじゃん)」をクリック。
金額を入力
金額を入れて、送金ボタンをクリック。何か特に付記したいことがあれば、「メモの追加」に文字を入れることもできます。(10文字)ここでは、ためしに、50元を送ってみることにします。
暗証番号(密码)入力
暗証番号を入力する画面がでるので、七桁の暗証番号(密码/みーまー)を入力します。
送金済み画面
すると、画面上に、オレンジ色で「受信済み」50元と表示されると思います。あとは、相手が承認するのを待てばよし。
相手が承認
相手から「承認しました」というメッセージが届けば、送金成立。(承認の仕方については後述)
ちなみに、もし相手がお金を受け取らず、放置していたときは、(まあ、そんなことは滅多にないが)一定期間の経過後、自動的に、自分の方に戻るようなステムになっています。
お金を受け取る場合
ちなみに、お金を受け取るときは簡単で、相手が送ってきた金額の、オレンジ色の部分を軽くタップして、プルダウンメニューから「承認する」をクリックすれば良し。
微信で送られてきたお金は、いったん、マイウォレット(我的銭包)の中にプールされます。マイウォレットの画面上部、真ん中の「残高(零銭/りんちぇん)」のところに、お金が入っているのが確認できると思います。
送金金額の上限は?
ちなみに、送金金額についてですが、通常、3000元位までであれば、問題なく送れるはずですが、比較的大きな金額(5000元以上など)を送金しようとすると、相手方の個人情報(名前の頭文字とか)などを要求される場合があります。
このあたりは、個人差があるようで、10000元以上でも、一度で、送金できる人もいれば、5000元でもだめな人もいます。
もし、大きめの金額で、うまくいかない場合は、3000元程度を、何度かにわけて、チャレンジしてみるといいと思います。
そもそも、送金ができないときは?
あと、最近ですが、日本人のご家族(奥さん等)とかで、銀行口座が作れなくなっているなどの報告もあります。そういう方は、送金ではなく、「紅包」機能を使って、送金することも出来ます。
ウィーチャット(微信)で、引き出し(提現)をする場合
マイウォレットの中のお金は、そのまま使っていいですが、通信環境の状況など、何らかの原因で、ウィーチャットが使えなくなった場合、お金が引き出せなくなってしまうリスクもあるので、あらかじめ、銀行口座に移しておくこともできます。
以下、マイウォレットのお金を、自分の銀行口座に送る方法について、記述してみます。
マイウォレットの「残高」をクリック。
引き出し(提現)
さらに「引き出し(提現/てぃーしぇん)」のボタンをクリック。
金額を入力
自分の引き出したい金額を入力します。全額引き出したい場合は「全て」をクリック。
パスワード
パスワードを入力します。
ちなみに、手数料は0.1%かかります。1000元なら手数料は1元。10000元なら手数料10元です。まあ、この程度なら、気にせずに使える範囲ではないでしょうか。(上で「全て」をクリックした場合は自動的に手数料をひかれた金額分がでてきます。)
またたく間に銀行に入金され、手続き完了。「全て」引き出した場合は、マイウォレットの残高は0元になっているはずです。
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