深センのオススメ「ベ-カリー(面包店)」

2023年5月3日

深センにも、おしゃれなベーカリー(面包店/みぇんばおでぃえん)を目にする機会が増えてきました。

以下、日本人にも利用できそうなベーカリーについて紹介してみようと思います。

深センのオススメ「ベ-カリー(面包店)」

Bakerz180(烘焙達人) 日系ベーカリー

日系の「A-1ベーカリー」が「Bakerz180(烘焙達人)」というベーカリーを出店しています。

コロッケパン、クリームコロネなど、日本でもおなじみのパンや、しっかりとした生地のパンが、ショーウィンドウに並んでいます。

オススメは「クルミレーズンパン」(半分で9元)切ってほしいといえば、その場で細くスライスしてくれます。

また、閉店に近づくにつれて、「买二送一(2個買うと1個タダ)」から「买一送一(1個買うと1個タダ)」のように、どんどん安くなっていくのは、いかにも中国的です。

85度C  台湾系ベーカリー

近年、中国本土で急速に店舗を拡大中の台湾系ベーカリー

「本格的な味わいを低価格で」がコンセプト。アンパン、ドーナツなど、日本でもお馴染みのメニューら、お好み焼きパンなどユニークなものまで、ラインナップは多彩。ただ、お味の方は、大味で、時々、がっかりさせられることも。

喫茶も併設しており、24時間営業の店もあるので、夜遅くまで、若い中国人で賑わっています。ちなみに、85度という店名は、コーヒーをいれるときに、美味しくコーヒーを入れられる温度だという由来から来ているとのことです。

それにしても、最近、かなりパンの値段が上がってしまいましたね。ドーナツ5元、くるみレーズンパン 13元、ホットドッグ9元、アンパン8元、・・・

アンパンなんか、4元くらいと思ってましたが、いつのまにはずいぶんと上がってしまいました。価格そのものもそうですが、円安(1元=20円弱)で、円ベースでみるとかなり高く感じてしまいます。 

面包新語(Bread talk) シンガポール系

シンガポール資本のベーカリーチェーン。各種パンとケーキを販売。ここも、地下街に行くと、よく見かけます。

味はそこそこですが、その割には、ここも最近、値段が上がったと感じます。

北海道20元、大巨蛋14元、肉松10元、ドーナツ1個6.5元(130円)など。

 

可颂坊 (クロワッサン) 深センの老舗ベーカリー

深センに昔からある老舗ベーカリー。

店名は、クロワッサンですが、パンよりもエッグタルトやクッキーなどサイドメニューが美味しい印象です。

ただ、ここもずいぶんと値段が上がりました。エッグタルト1個6元、3個16元。

奈雪の茶

ベーカリーというよりは、カフェに近い感じですが、パンも置いています。コンセプト的には、85℃に近いですが、少しおしゃれ感があります。

ちなみに「奈雪の茶」というなんとなく日系をイメージさせるような店名ですが、もちろん日系ではないです。

近年、政府の指導の影響からか、「奈雪的茶」と書き換えられている店もみかけます。

香港のベーカリー  大陸のパンがまずいとお嘆きの方に

大陸のパンでは、やはり、日本人の味覚に合うものが少ないというのが現実かも知れません。

そんな方は、香港まででかけたとついでに、パンを買うのがいいかも知れません。そういえば、駐在員の方で、香港に行ったあとで、大量にパンの買い出しをして、中国側に戻ってくる人がいましたが、気持ちはわからなくもありません。

山崎面包(YAMAZAKI)

香港まで足を伸ばせば、おなじみの山崎パンもあります。

香港内に、結構、店舗があるので、最寄り駅の近くで探してみるとよいでしょう。イオンの中にも店舗があります。

普通の6枚切り食パンほか、日本の菓子パン、さらには、草大福、みたらし団子、どら焼きなどスイーツアイテムも一通りそろっています。日本国内と比べると、少し物足りなさも感じますが、中国側からやってくると、もはや天国です。

オススメは「超芳醇」という食パンですが、たまに売り切れているときもあり、わざわざ電車に乗ってやってきたのに、がっかりします。