深圳から香港へ「高鉄(がおてぃえ)」で移動する(福田⇒西九龍)

2021年6月3日

香港へ行く場合、通常は、地下鉄(MTR)かバスで移動すると思いますが、「高鉄」(がおてぃえ)を使って、移動することもできますので、以下、紹介してみたいと思います。

深圳から香港へ「高鉄」で移動する(福田⇒西九龍)

深センから香港へ「高鉄」を使って行く場合、以下のような流れとなります。

0 乗車券の予約
1 駅窓口で乗車券を受け取り
2 検票、荷物検査
3 搭乗ゲート前に集合
4 列車に搭乗。
5 列車で移動(福田⇒西九龍)
6 「西九龍」駅到着
7 中国出境
8 香港入境

それでは、以下、具体的に、見ていきます。

0 乗車券の予約

当日、駅で直接買うことも出来ますが、希望の時間の便が取れないこともあるので、予約しておくのが無難です。ウィーチャット(微信)で、高鉄(火車)の予約をする場合は、以下のサイトをご参照ください。

ウィーチャット(微信)で「火車(ふぉちぇー)」の乗車券を購入する方法

 

1 駅窓口で乗車券を受け取り(購入)

「高鉄」のある「福田火車駅」のきっぷ売り場(售票处)にて、乗車券を受け取ります。「福田火車駅」は、地下鉄「会展中心」駅などから、徒歩5-10分くらいです。

香港西九龍行きは、4番が専用窓口になっています。

受け取りの際は、「ウィーチャット(微信)」の成約画面を見せて、パスポートを渡せば、チケットをプリントアウトして渡してくれます。

ちなみに、旅行者などで、ウィーチャットが使えない場合は、ここで、直接、買えばいいでしょう。

福田駅⇒香港西九龍駅  G5825(列車番号、Gはgaotieの頭文字)

2018年12月19日 15;20発  02車11F号 二等席 68元

下に、自分の携帯番号と氏名がプリントされます。何か変な感じですが、実名制なので、仕方ありません。

座席の種類は、三種類(二等、一等、商務)とあり、値段は二等<一等<商務の順番で高くなります。

ちなみに、広東省の各駅から西九龍駅までの値段と所要時間は以下の通りです。(1元=16円程度)

福田駅~西九龍駅・・・・68元(二等)109元(一等)204元(商務)、14分
深セン北駅~西九龍駅・・75元(二等)109元(一等)226元(商務)、23分
虎門駅~西九龍駅・・・・178元(二等)268元(一等)373元(商務)、33分
広州南駅~西九龍駅・・・210元(二等)323元(一等)452元(商務)、48分

2 検票、荷物検査

さて、チケットを入手したら、高鉄の乗り場(さらに地下)へ移動します。とりあえず、待合室(侯車室)の表示のある方向へ。

途中、検票ゲート及び荷物検査がありますので、いつでも乗車券とパスポートを提示できるようにしておくとよいでしょう。

ちなみに、ゲートで、パスポートが検知しない場合は、脇にいる係員に見せればOKです。

3 搭乗ゲート前に集合

チケットの記載どおり「検票口 4」の前で、しばらく待機。

中国の高鉄では、日本の鉄道のように、チケットを買ったからといって、勝手にプラットフォームまで行くことができません。

まずはゲート前で、皆といっしょに待機して、その後、時間が来たら、一斉に、ホームまで移動する形となります。

要するに、飛行機に搭乗するのと同じ要領と考えればいいです。

4 列車に搭乗

その後、ゲートが開くと、皆と一緒にプラットフォームに移動を開始します。

エスカレーターを降りていくと、プラットホーム(月台)があって、列車がすでに停車しているので、自分の席がある車両に入ります。

 

5 列車で移動(福田⇒西九龍)

 

席は全席指定で、二等の場合、三列席(ABC)と二列席(EF)の横5列となります。

出発前「席を変わってくれないか?」といって席のトレードを申し出てくる人がありますが、中国ではよくあることなので、適当に対応するといいでしょう。(その際、もちろんですが、乗車券は交換しないでください。)

高鉄の座席は、二等でも間取りがゆったりしており、前後の間隔にゆとりもあって、足を十分に伸ばせるようになっています。

しばらくすると、何の前触れもなく、列車は動き出します。地下なので、動いているのか動いていないのかも、判然としないくらいです。途中も、ほとんどトンネルなので、外の風景は全く見ることができません。

6 西九龍 到着

14分後、香港西九龍に到着。居眠りをする時間もありません。

他の乗客とともに、事務的に移動開始します。

アライバル(抵港)」の表示の方向へ。

 

7 中国出境

さて、ここからは、出入境(中国出境⇒香港入境)の手続きに入ります。

まず、中国大陸側の出境ポイントがありますので、通常の出境手続きと同様、カードに記入して提出します。(外国人は、別レーンになっています)

ちなみに、出入境は「一地両検システム」を採用しており、西九龍駅で、出入境、両方できるようになっています。

これだと、乗客は、中国大陸と香港の境界で、列車から降りる必要がなく、ダイレクトに香港まで来れるというメリットがあります。その反面、香港の中心部に、中国側の出境ゲートがあるという矛盾した状態になることから、一時期、問題になっていましたが、結局は、スムーズな出入境のほうが優先されたようです。

8 香港入境

次に、香港入境ですが、これも通常の入境と同様、入境カードに必要事項を書き込んで提出します。

最後に、チケット検査ゲートを通過して、香港に入境。

 

 

以上です。

「火車」での移動方法も兼ねて、説明してみましたが、香港へ行くだけであれば、地下鉄やバスで十分と思います。ただ、福田駅、深セン北駅に近い人にとっては、香港に来るのが、かなり便利になったのではないでしょうか。

 

以下は、西九龍駅内部の様子、香港から各地への出発ロビー。真ん中に「ティム・ホー・ワン(添好運)」という点心の有名店がみえます。(日本にもあります。)