中国でコーヒー(咖啡)が飲める場所 ~スタバ、85℃、コンビニコーヒーなど
かつて、中国といえば、お茶という印象でしたが、最近では、若い人を中心に、コーヒー文化が、どんどん浸透してきているようです。
スタバやラッキンコーヒーなどは、街中のいたるところで見かけますし、マックカフェ、コンビニコーヒーなど、手軽にコーヒーを飲める場所も、どんどん増えています。
以下、中国でコーヒー(咖啡/かーふぇい)が飲める場所について、紹介してみます。
カフェチェーン
まずは、カフェですが、スターバックスを筆頭に、中国の街中であれば、どこでも見かけるようになりました。
スターバックス(星巴克)
スターバックス(星巴克/しんばーかー)ですが、ラテ(拿铁)、モカ(摩卡)、フラペチーノ(星冰乐)など、ラインナップは日本と大体同じだと思いますが、値段は、円安の影響もあり、日本より割高に感じてしまうかもしれません。例えば以下のような感じ(すべて中杯、1人民元=19.5円)
アメリカン(美式咖啡)27元
ラテ(拿铁)30元
抹茶フラペチーノ(抹茶星冰乐)33元
スタバは、地下鉄の駅であれば、たいていあるので、見つけるのは容易いでしょう。ちなみに中国国内では現在6000店舗、2025年までに9000店舗にするという予定だそうです。
中国の中では、一番、英語が通じる場所でもあります。あと、店舗の中に、商品を買わずに、あきらかに涼みに来ているだけの人が寝ていても、店員がスルーしていますが、日本ではありえない光景かもしれません。
(写真)スタバの前で、太極拳をするおばちゃん達。変わらぬ中国の朝の風景。
ラッキンコーヒー(瑞幸珈琲) 現金お断り!?
この数年で、急拡大した「中国のスタバ」と目されるのが、ラッキコーヒー(瑞幸咖啡/るいしんかーふぇい)です。
独特なのは、注文と決済がスマホ上でしかできないということ。つまり、現金が使えないということになりますが、日本ではありえないシステムですね。
基本的には、すべてテイクアウトということになるので、店舗スペースが小さく、一応、座席もあるにはありますが、ゆっくりと時間を過ごすという感じではないです。
その代わり、値段がスタバよりは安く、値引きも結構やっていて、そのあたりは、いかにも中国的という感じです。
Tim Hortons(ティムホートンズ)
カナダの国民的カフェチェーン「Tim Hortons(ティムホートンズ)」が、最近、中国で店舗を拡大しつつ有るようです。
2022年末現在、中国国内の店舗数は617店舗、 2023年中に60都市、1000店舗まで拡大する見込みとのことです。
深センには、会展中心近くの「リンクシティ」内に、一軒あります。
カフェ兼ベーカリー
85℃
85℃は、台湾のベーカリーですが、カフェも併設していて、いつも大勢の中国人で賑わっています。
カフェチェーンに比べると、カフェ類の種類は少ないですが、その分、コーヒー以外のドリンク類が充実しています。
85コーヒー15元(300円)、スタバ等よりは、安価な設定になってます。
純喫茶
UCC 上島珈琲
日本のUCCが、以前「金光華広場」にありましたが、あっけなく閉店していました。香港にたくさんあります。
UBC(上島珈琲)
日本のUCCではなく、台湾系の喫茶店。紛らわしいですが、ちゃんと見ると、UCCではなくUBCとなっています。
カフェと言うより、日本の昭和風喫茶店という感じで、ボックス席が主体で、割と落ち着ける内装となっています。コーヒーは割と高いですが、意外としっかりしたコーヒーという感じです。
隣にマージャン部屋があって、時々、じゃらじゃらする音が聞こえたりするような、中国っぽい面もあります。
最近は存在感が薄くなった気がします。
ファストフード
マクドナルド(麦当劳)
マクドナルド(麦当劳)でも、もちろん、コーヒーを飲むことができます。また、マックカフェを併設しています。
コンビニコーヒー
セブンイレブン(7-11)、ファミマ(全家)、ローソン(罗森)にも、最近はイートインコーナーがあって、コーヒーが飲めるようになっています。
7-11
ちなみに、セブンイレブン(7-11)では、煎りたてコーヒー(現磨咖啡/しぇんもー)一杯、5元(小)7元(大)。
その他、ラテ(拿铁)12元、カプチーノ(卡普奇诺)12元、アイスコーヒー(冰咖啡)10元。
といったところ
書店内のカフェ
まあ、中国の本屋さんは、あまり行かないかもですが、最近、本だけではなく、カフェを併設されていることが多いです。深センでも、蔦屋書店の中に、蔦屋カフェがあります。
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