中国の朝食メニューについて

朝、中国の街頭を歩いていると、いたるところに、朝飯を売る露天のスタンドがたっているのを目にするかもしれません。何段にも積み重ねられた蒸籠からは湯気が立ち上り、そこに、出勤途中の人が立ち寄っては、肉まんやお粥をテイクアウトしていきます。いかにも中国の朝という感じです。

メニューは、肉まんみたいなのが主で、ごはん類はお粥ぐらいです。値段もかなりお安く(1個、1-2元から)お財布にも優しくなっています。

また近年、こういった露天でも、支払いはアプリを使うのが定着しています。センサーに自分のコードをあてるか、店側のコードを自分が読み取るか、どちらかの方式で支払います。もちろん、現金も使用できます。

以下、中国の朝ごはんのメニューについて、少し紹介してみます。【以下、旧ブログからの転載です】

中国の朝食メニュー

包子

包子(ばおず)は、要するに肉まんのこと。

肉包(豚肉)、豆沙包(甘いアン)など、具によって、色々な種類があります。

わからなければ、指で指し示せばいいでしょう。

ただ、肉まんと言っても、日本の井村屋のような味ではありません。

馒头

馒头(マントウ)とは、具の入っていない、肉まんのことです。

プレーンのものもありますが、ちょっと甘みが入っていたり、微妙に味付けがなされていたりすることがあります。

中国の北方では、この馒头が、ご飯代わりになることが多いようです。

 

豆浆と油条

豆浆(豆乳/ドウジャン)と油条(ヨウティアオ)は、朝の食卓には、必須のアイテムといっても、過言ではないかもしれません。

中国では、牛乳の代わりに、豆浆(豆乳)を飲むことのほうが多いです。熱いもの、冷たいもの、原味(甘くない)、甜味(甘い)の区別があります。

油条は、揚げパンのようなもので、その名のとおり、小麦粉を油であげたものです。なにかタレのようなものにつけたり、豆浆や粥につけて食べてよしと、食べ方にもバリエーションがあります。

古くなると、かちかちになっているので、できるだけ、揚げたてを注文するのがいいでしょう。あと、要するに、揚げパンなので、油が多いので、調子に乗って食べていると、体重増加への道まっしぐらということになります。

日本で、お粥といえば、白い粥のことで、病気の時とかにしか食べないイメージですが、中国では、粥は、日常的に食べるもののようです。しかもバラエティも豊富で、粥の中に、肉、卵、魚、野菜、など、いろいろな具を入れるのが一般的です。

ピータン(皮蛋)と細切れ肉の入った、皮蛋瘦肉粥は割と有名。あと、何も入れない粥は、白粥(バイジョウ)といいます。

肠粉

腸粉(ちゃんふぇん)は、中国独特の食べ物で、極薄の半透明の皮の中に、肉や野菜、海鮮などの具が入っているもので、飲茶などで供されるほか、朝のメニューとしても、浸透しています。

もちっとした食感が特徴で、味付けは甘いものが多く、いかにも広東の食べ物といった感じ。

烧卖

「烧卖(シャオマイ)」は、日本のシューマイのルーツですが、日本のシューマイとは、かなり味といい、形といいかなり趣が違っています。

左はよく飲茶とかで見かける縦長のタイプで、上でねじってあります。

 

小龍包

小龍包(シャオロンパオ)は、飲茶とかにもありますが、朝メニューにもあります。

ただし、飲茶のような上品なものではなくて、皮も厚く、野暮ったいものが多いです。

小龍包といえば、台湾の「鼎泰丰(ディンタイフォン)」の小龍包がつとに有名です。

芝麻球

芝麻球(じーまーちう)は、中はもち米で、外はカリカリの皮に一面、ゴマ(芝麻)がまぶしてあるもの。

少し、甘みがあって、主食というよりは、おやつに近い感覚かもしれません。でも朝のスタンドにも売っています。

かなり、油っぽいので、調子に乗って食べていると、これもメタボ街道まっしぐらな一品といえましょう。

 

中国 朝の風景

写真は会社の近くの朝ごはんの出店。

お馴染みの肉まんをはじめとして、卵焼き、とうもろこし、焼き芋、厚揚げパンなどが見えますね。

奥に実店舗もあるので、粥とか豆乳も注文できます。

1元から高くても5―6元程度なので(1元=15円)財布にもやさしいといえるかもしれません。

 

「何にしようかしら?」財布をにぎりしめ、ただいま思案中。

これは、肠粉(チャンフェン)を作っているところ。

肠粉は中国特有の食べ物で、薄い鉄板の上に、だしと小麦粉を溶いたもの、さらには卵などを薄く広げながら、クレープを作る要領で、薄い皮を重ねるようにして作っていく。

4―5元と安いですが、割とおいしいものもあります。

 

白粥(普通の粥)1元,
皮蛋瘦肉粥(ピータン入り粥)2元,
肠粉4元。(1元=20円)

 

 

 通勤客が、即座にもっていきやすい様に、すでにナイロンの包みに包んであります。
 客に手渡し中。メニューをみると、やはり1―3元くらい。薄利多売という感じなんだろうか。
 客と談笑。

 

この店は、蒸籠(せいろ)ではなく日本のコンビニで見かけるような、保温機をつかってます。

しかも、ご丁寧に、肉まんのメニュー表まであって、種類も豊富そう。さらに上に、ハロゲンランプ?もついていて、夜でもかなり明るそうです。

こういうのが今風なのかもしれません。

 

自分も、中国に来た当初は、こういう店で購入していましたが、出勤のピーク時になると、人が店の前に群がって、買うのが困難になってしまうので、最近、は参戦?しておりません。