香港イオンで日本食材を買い出し ~大陸スーパーとの差はやはり歴然

2023年3月25日

先日、香港に寄った際に、久しぶりに、イオンに寄ってみました。

香港のイオンですが、やはり大陸のスーパーと比較すると品揃えは断然いいです。最近は、中国でもそれなりのものは手に入るようにはなってますが、全然、違います。

以下、香港のイオンについて、ちょっと紹介してみます。(注:以下、一部、写真はコロナ前のものが混じってます)

香港イオン黄埔店へ、日本食材を買い出し

この日、行ったのは、香港のイオン黄埔店。地下鉄の観塘線(緑のライン)終点の「黄埔」駅を降りて、あとは「D1」の入口から入るだけ。地上にでることもなく、そのままイオンの中にはいれてしまいます。

店内は、間取りもゆったり

香港のイオンですが、清潔感があり、通路も広く、ゆったりとした感じで、日本人には馴染みのある空間で、心地よい感じです。(ただし、特売の日はかなり混むようですが)商品の陳列棚も、下のほうがせり出すような感じになっていて、すべての棚が見やすいようにという配慮が行き届いてます。

 

また、店員さんの、付かず離れずという感じで、距離感がいい感じがします。(大陸のほうは、必要ない時に寄ってきて、ほしい時に来てくれない感じかな。)

以下、個別に、商品を見てみます。

ヤマザキパンなど

まずはパン。中国も最近は良くなりつつはあるものの、日本人にはあわない面があります。その点、香港は、ヤマザキパンをはじめ、選択肢が多いので、助かります。以前、香港でパンを大量に買って、中国大陸に戻る駐在員さんがいましたが、会社の同僚に頼まれてということですが、まあ、気持ちはわからなくもありません。

ガーデン(嘉顿)のパンも、6枚切り、4枚切りなど各種、揃ってます。

ヤマザキの「超芳醇」があったので、とりあえずゲット。18.9HKD(330円)(元の値段22.9HKDから4HKD値引き)時間帯によって?値段が変わるようです。

雪印ネオソフト

雪印ネオソフトもあります。以前は、超お買い得商品だと思ってましたが、コロナ前と比較すると、やはり値段上がってます。6年前(2017年2月)と比較すると、インフレ&円安で、円ベースで1.6倍になってます。

6年前:14.9HKD(208円/1HKD=14円)

現在:18.9HKD(330円/1HKD=17.5円)

 

(写真:左が6年前、右が現在。)

カップヌードル、どん兵衛など

カップヌードル、どん兵衛といった、日本のインスタントラーメン類も充実しています。最近、深センイオンの日本食コーナーで、輸入モノのインスタント面を見かけなくなったので、これはありがたいところでしょう。

香港ローカルのカップヌードルだと、日本のカップヌードルの食感に近いし、しかも安い。1個、8.9HKD(155円) 3個、25HKD(437円)(大陸でも「Ole」とかにおいてますが割高です、11元(210円)) どん兵衛も、10HKD(175円)とお買い得です。

 

インスタントミソ

こういう一回ずつパックになってる、だし入りミソは、助かります。

しかも、4種類(豆腐、油揚げ、わかめ、ねぎ)の具材つき。赤みそもあります。

19.9HKD(350円)

コーヒー

コーヒー豆は、大陸では手に入りにくいので、ありがたいです。しかも、コロナ前と比較しても、それほど、値段が上がっている感じはないですね。インスタントコーヒーについては、大陸でもUCCが手に入るようになってきましたが、こっちのほうが、品種は多いです。

 

ハウス カレー粉

最近、中国大陸側で、ジャワカレー、こくまろ等日本のハウス系のカレーのルーを見かけなくなってますが、こちらは、いろいろ揃ってます。

ジャワカレー中辛25.5HKD(445円)。ちなみに、6年前(2017年)ジャワカレー28.9HKD(420円)と比べても、円安は別として価格自体は逆に下がってます。

   (写真:左が6年前、右が現在。)

ちなみに、「深センにも、ジャワカレーあるじゃない?」というかもしれませんが、あれはローカル版ですので、全く別の食べ物と思ったほうがいいでしょう。

勇気のある人は、食べてみてください。(パッケージは割りと似てますけどね・・・)

 

あと、レトルトカレーも、大陸で手に入りにくくなっているので、即、購入。1個、14.9HKD、3個、30HKD

井村屋アイス、スイーツ類

井村屋のあずきバーと宇治金時バー、7.9HKD(138円)。スイーツ類のほうは、今回は、大福が見当たらなかったのが、残念。

 

ゆで小豆のかんずめ、なつかしい(15.9HKD)。関係ないけど「とびきり価格」という日本語のフレーズ、日本人以外が目にしても、わからんと思うのですが・・・

 

カルビー フルグラ

カルビー(卡尔比)のフルグラをはじめとするグラノーラ類。近年、大陸でもかなり出回るようになったので、こちらでいちいち買う必要はないのですが、ただ、いかんせん、大陸のフルグラは単価が高いので、こっちで買ったほうがいいかもしれません。イオンではなく、ドラッグストアとか「360優品」とかの量販店で売っているものだと、さらに安いです。

生鮮食品

豆腐、納豆の類は、日本からの空輸かな?冷蔵のコーナーにあるので、しっかり日付が管理されているみたいですね。(大陸では、納豆は冷凍庫に入れっぱなし。)ちなみに、生鮮食品は、中国大陸に持って帰る場合、検疫で、引っかかってしまう恐れがあるので、買わない方がいいでしょう。

日式弁当

焼肉弁当、焼き魚弁当など、日本式の弁当も売ってます。まあ、味は微妙ですが、大陸側ではそもそも無いので、それだけでも、すごいです。お値段は、30-60HKD(550-1050円)というところ。

以下、唐揚げ弁当、コロッケ弁当が、32HKD(560円)。焼肉弁当39.9HKD。

焼き魚弁当49.9HKD、名古屋うなぎ弁当56.9HKD、

カツ丼弁当を買って、その場で食べようと思ったんですが、飲食コーナーなくなってたので、中国まで持って帰りました。コロナ禍で、飲食コーナー撤去されたのかもしれません。

ちなみに、一応米は日本米をつかっているせいか、冷えてもそこそこ食べられました。大陸のスーパーの中華弁当だと、時間が経過すると、米がぼろぼろになって食べられないものが多いです。中国の米は中華料理にあわせて水分が少ないので、仕方ない面もありますが。

惣菜類

惣菜系も充実してます。少し、日本のデパ地下のような雰囲気あります。

寿司・おにぎり

五色にぎり寿司盛合 69.9HKD(1220円)、おにぎり(カニマヨ、エビマヨ、てりやき地鶏)11.9-14.9HKD(208-260円)

自動支払機

有人レジの隣に、自動支払機があったので、今回、初めて、使ってみました。オクトパスカードで支払うことができます。袋は、係員に言えば、もらえます。

あと、細かいですが、カツ丼弁当を小袋に入れ忘れて、汁がもれて、ベタベタになってしまいました。このあたりは、レジで小袋をもらうなり、なんとかするしかなさそうです。

あとがき

やはり、中国大陸との差は歴然です。日本の商品については、大陸で買うより、こちらで買ったほうがお得ですね。

イオン黄埔店 ロケーション

上記のイオン黄埔店へは、香港地下鉄、観塘線(緑色のライン)で、終点の「黄埔」駅下車して、「D1」の入口から、地上に出ることなく、イオンの中にはいれます。

ちなみに、イオン黄埔店の外観はこんな感じ。昔、このあたりは海であった名残らしいですが、住宅地の中に船があるとは、なんとも素敵です。

コメダ珈琲」も、ありました。オグラトースト、シロノワール、みそカツパン、などなど。

ちなみにオープンしたてのようで(2022年10月21日)、イオン香港さんとの提携で、今回、香港初進出のようです。

香港のイオン(永旺)

香港のイオングループですが、上記イオン黄埔店のような総合百貨形式の「AEON STYLE」を始めとして、「Daiso Japan」「ものもの」など、いろいろな業態の店があるようです。

香港イオン(永旺)のサイト 「店舗資料⇒分店情報」で店舗情報

特売日 お客様感謝デー


現在、香港イオンでは、毎週、水曜日特売日(スーパーデー)。

さらに、毎月2日、20日は、お客様感謝デー(会員感謝日)5%OFF

特売日は、かなり、人でごった返すので、注意が必要です。

あと、不定期で「○○物産展」など、日本にちなんだ催しをやってたりもします。

写真は「熊本県春日物産展」。3月15日までとのことです。