中国の「街の◯◯屋さん」利用方法について(印刷屋、金物屋など)

「ドアのノブが壊れてトイレに入れない!!」「ビザの申請に証明写真が必要になった。」などなど

生活上のちょっとした用事をこなすのに、ショッピングモールやネットショップではちょっと難しいようなときがあります。

そんなとき、印刷屋、金物屋などのようなローカルのお店を利用できるようにしておくと結構便利です。日本人にはハードルが高いかもしれませんが、利用してみると案外便利で格安です。

以下、ローカルの「街の◯◯屋さん」について紹介してみたいと思います。(ちなみにレジャー系(ジム(健身房)、カラオケ、ネットカフェ(网吧))などは除外しています。

中国の「街の◯◯屋さん」 利用方法について(印刷屋、金物屋など)

印刷屋

結構、利用する機会が多いのが、街の印刷屋さんではないかと思います。名刺、チラシ、パンフレット類を作る時は、ここを利用します。

こういった店は、狭いところで、作業員がコンピュータとにらめっこして作業しているので、声をかけずらいかもしれませんが、気にする必要はないでしょう。

例えば「名刺(名片/みんぴぇん)を作ってほしい」と頼むと、速攻で原稿を作ってくれると思います。デザインについては、パソコンのモニターを見ながら、指定していけばいいでしょう。以前と同じでよいのであれば、以前の名刺を見せれば早いと思います。

デザインが決まったら、受取証を発行してくれますので、後日、受け取りに行きます。値段は非常に安いです。

あと注意ですが、こういった店で、パンフレットを頼んだりすると、何も言わないでいると、回数を重ねるごとに、紙の質がどんどん薄くなっていったりすることがあります。しっかりと、指定すべきところは指定することが大事です。

また、あの激狭空間の中で、証明写真も撮影してくれます。撮影後、過度に加工しようとする傾向がありますので、嫌であれば、その必要はないと言いましょう。

(ちなみに、印刷といえば、以前はアメリカの「kinko’s」がありましたが、最近、見かけません。)

金物屋(五金店)

中国では、マンションでイロイロなものが壊れます。そのたびに、マンションの管理部に修理を依頼しなければならないのですが、管理部は、修理工は呼んでくれますが、壊れた箇所の現物は原則、自分で用意しなければなりません

そのため、修理前に自分で、金物屋(五金店/うーじんでぃえん)に行って、該当するモノを購入しておく必要があります。もちろん、ネットで探してもいいのですが、リアル店舗のほうが、現物を確かめられる利点もあります。

鍵屋

鍵屋さんは、不動産を借りたとき、最初に鍵の専門業者を呼んで、新しいものに変えてもらう必要があります。

鍵も金物と同じで、自分で用意しなければ、ならない場合があります。ちなみに、鍵というのは、日本語は一つですが、中国語では、いわゆる差し込む方の鍵は「钥匙(やおし)」、ドアノブ側の鍵は「锁(すぅお)」と呼びますので、注意してください。

理髪店

髪にこだわりのある人は別として、とりあえず、髪の量が少なくなればいいという程度の人は、ローカルの理髪店を利用してみるのもいいでしょう。

最近は、スマホで予約するタイプの小綺麗な格安の散髪屋さんも至るところで、見かけるようになりました。(写真は「Q髪屋」という20元散髪屋)

予約した後に店頭に出かけるか、あるいは店頭でコードをスキャンしてその場でお金を払えば、すぐにやってくれる場合もあります。

ただ、明らかに、ローカルで散髪した感まるわかりの仕上がりになる場合もあるので、それが嫌な場合は、もう少しちゃんとしたところか(カットのみで50-80元程度)とか、日系の理髪店、美容院を利用したほうがいいでしょう。

クリーニング屋(干洗店)

クリーニング店もあります。イルカ(海豚)とかうさぎ(兔子)とか、そういう感じのネーミングが多いです。

ちなみに、中国には、コインランドリーというサービスが無いのか、見かけたことがありません。(少なくとも深センでは)

たまに、ホテルの2階とかにあって、外部の人が利用しているようなところもあります。

修理屋

靴・かばんの修理などを、専門に請け負っている店もあります。

以下の店「足友」という店は、靴の修理を行うチェーン店で、ショッピングモール等で見かえます。

(羅湖金光華広場、海岸城など)

 

薬局

薬局はショッピングモールにはないですが、個人的には、あまり中国の薬局には行ったことがありません。

自分がよく利用するような薬は、基本的には、日本で買って持っていくのが無難だと思います。

正露丸とか、主要な薬は、香港にも売っています。

 

売店

街なかに、こういった売店を見かけると思います。

それほど、利用することはないと想いますが、ローカルの紙の新聞などが売っているので、たまに見てみるのも面白いかもしれません。

「士多(しーどぅお)」という名前のものもありますが、広東語からの流用で、英語のストアの当て字です。

 

水屋

水道水を飲めない中国では、水の購入は必須となります。水に関しては、以下のページで別途、説明していますので、ご参照ください。

中国生活必須!!ウォーターサーバーの設置から飲料水の注文まで

不動産屋

不動産については、駐在員の場合、通常、会社が用意してくれると思うので、特に問題ないとは思いますが、家の探し方等については、別途、説明してみたいと思います。