中国の朝に欠かせないアイテム「豆乳(豆浆/どうじゃん)」について

自分もそうですが、中国に来てから豆乳(豆浆)を、飲むようになった人は多いのではないでしょうか?

日本では、基本的には「牛乳」を飲みますが、中国では「豆乳(豆浆/どうじゃん)」も、結構、日常的に飲まれています。特に朝は欠かせないアイテムで、油条(ようてぃあお)とセットで食べる人も多いです。

豆乳(豆浆/どうじゃん) どこで買う?

豆乳(豆浆/どうじゃん)を買える場所としては、以下のようなところがあります。

朝のスタンド

中国では、朝、街頭にスタンドがたって、肉まんとかを売ってますが、いっしょに、豆浆(どうじゃん)も売っています。テイクアウト(打包/だーぱお)できるよう、あらかじめビニール袋で包んであります。大体、1-2元程度で激安です。

支払いは、こういう店でも、QRコードが普及していますが、現金も可能だと思います。

ただ、スタンドで買うのは、外国人にとっては、結構ハードルが高いので、以下のようなファストフード店(快餐/くゎいつぁん)で買ってみるのもいいでしょう。

ファストフード店

マクドナルド

マクドナルド(麦当劳/まいだんらお)でも、朝食のメニューとして豆浆(どうじゃん)を提供しています。ただ、マックは、少し鮮度は落ちる感じがします。あと、あらかじめ、甘さが入っていて調整はできません。(ケンタッキーとかも同じ)

以下、油条(ようてぃあお)とのセット(4-5元位、激安。)

永和大王

台湾の中華ファストフード「永和大王(よんはーだーわん)」の豆浆(どうじゃん)は割と美味しいです。表面に膜が張りますので、鮮度は高いはずです。ただ、その分、値段は7-8元と、やや高めになります。

また、冷たいのが欲しいときは「冰豆浆(びんとうじゃん)」「要冰的(やおびんだ)」と言えばいいし、甘さ少なめのときは「少糖(さおたん)」,無糖のときは「无糖(うーたん)」といえばいいでしょう。

ただ、最近は、アプリも有るので楽になっているんじゃないかと思います。美団など出前サイトでも注文できます。

スーパー(超市)

あと、スーパー(超市/ちゃおし)に行くと、パック入りの「豆乳(豆浆)」が売られています。場所は、豆腐と同じところに置かれているか、あるいは、牛乳のとなりに置かれているかどちらかです。ただ近年、牛乳を飲む中国人が増えたせいか、豆乳が少なくなっている気がします。

パック入りの豆乳(豆浆)

スーパーの冷蔵コーナーに行くと、こういう小さな透明のパックに入っている豆浆(どうじゃん)を見かけることがありますが、こういうタイプは、鮮度が高く消費期限も短いので(2-3日)、特に夏場は注意が必要です。中を開けてみて、どろどろになっていたとかも、たまーにあります(確実に腹を下します。)

飲む前に、必ずコップにそそいで、匂いを確認することが大事です。

あと、こういう2リットル入りみたいなパック状のものもあります。こちらは、賞味期限長めですが、鮮度はやや落ちます。

ビタソイ(维他奶)

あと、スーパーの常温コーナーの飲料棚に、ビタソイ(维他奶/うぇいたーない)という香港の豆乳会社の豆乳のパッケージをよく見かけるかもしれません。ただ、ビタソイは豆乳飲料をうたってますが、豆乳もどきという感じで栄養価はあまりない感じです。本当のコーヒーとコーヒー飲料の違いくらい差があります。

豆乳マシーンで、自作

あと「豆乳マシーン(豆机)」を使えば、自作も可能です。やはりできたては美味しいし、ビタソイのなんちゃって豆乳と違って栄養価もあるし健康にもいいです。

ただ、豆を買ってきて、水に何時間もつけたり仕込みが大変だし、さらにできたものを濾したり、豆乳の機械を洗浄したり、結構、手間がかかるので、時間のある人しかオススメできません。また、マシーンが正常に作動しない等で大失敗に終わることもあり、徒労に終わることもままあります。

ちなみに、豆乳マシーンは「九阳(じゅーやん)」という、ミキサーのブランドがよさそうです。