深圳の吉野家(じーいえじゃー)について
ローカルの食事に飽きたとき、やはり食べたくななるのが、日本の牛丼ですね。
幸いにして、深圳には、吉野家(じーいえじゃー)が結構あります。ただ、システムやメニューがローカル化していて、日本の吉野家とは、だいぶ違う感じです。
以下、深センの吉野家について、ご紹介してみたいと思います。
深圳の吉野家について
さて、吉野家といえば、やはりカウンター席というイメージですが、中国の吉野家は、だいぶ様相が異なるようです。
まず、吉野家のアイデンティティとも言うべきカウンター席が無く、普通のレストランのように、向かいあわせのテーブル席しかありません。
また、客の方も、日本の吉野家のように、一人でやってきて、5分か10分でそそくさと食べて、そそくさと立ち去るという感じではなく、グループでやってきて、テーブル席で、雑談しながら長居している人たちもいます。
システム、メニュー、料金
支払ったら、番号を受け取って、別のカウンターに行って待ち、番号が呼ばれたら、受け取って席に持っていく形になります。要するに、ファーストフードと同じセルフ方式です。
メニューのほうは、牛丼以外は、日本の吉野家とは、かなり違っていて、ローカル化が進んでいます。チキン丼、マーボー丼などの丼ものや、「コンボ(双拼饭)」など、中国ではさすがに「牛丼一筋」とはいかず、なんでもありという感じです。(写真:牛肉と鶏肉のコンボ)
サイドメニューは意外と日本式で、コロッケ(可乐饼)、茶碗蒸し(日式蒸蛋)、味噌汁(味噌汤)などもあります。あと、七味唐辛子、しょうが等は、自由に取ることができます。
ちなみに現在(2021年)、牛丼・並(牛肉饭、中)が22元、牛丼・大が26元となっています。10年前に、牛丼・並が確か13元位だったので、中国の物価上昇と比例して、かなり上がってきています。
例えば、このような、牛丼(並)と茶碗蒸し、アイスティーのセット(写真)だと、全部で28元(450円)と、割とリーズナブルです。(数年前の値段なので、今は、多少は上がっているかもしれません。)
一応、和風カレーですが、カレーが少なすぎて、カレーというよりはカレー丼みたいな感じになってしまっています。あとカツカレーは、カツが薄すぎです。(まあ、値段が値段なので、しょうがないですが・・・)
ちなみに、隣りの丸いのは、どら焼きです。(中身は、イチゴ味のどらやき)
出前について
出前は、出前アプリから取れます。おかげで、店舗に向かうことなく、注文することができるようになりました。
お米と牛肉を分けて、いれてくれるのはいいのですが、配達員の運搬が雑だったりすると、汁が全部、下のご飯の方に流れてしまっていて、残念な結果になってしまうこともままあります。
それでも、中国の出前アプリの配送料は安いので、出前を利用する価値は十分に有ると思います。
出前アプリの利用の仕方については、以下のページをご参照ください。
深圳吉野家 店舗情報
深センの吉野家は10数年前にできて以来、どんどん店舗数が多くなっていて、今では(2021年現在)44店舗を数えるまでになっています。ちなみに、これは中国の都市では、北京(264店舗)、遼寧省(93店舗)についで多いそうです。
(参考)店舗数一覧 |吉野家 http://www.yoshinoya-holdings.com/ir/report/shoplist.html
なので、地下鉄の駅構内を歩いていたら、目にすることも多いと思います。
以下、市内にある店の一部を紹介してみます。(ただ、中国の吉野家は、すぐに店舗を移転したりするので、ご注意ください。)
◯和平店 地下鉄「老街」駅すぐ。深南東路と和平路の交差点、西北。
◯鸿展广场店 地下鉄「老街」駅。東門の真ん中「鸿展广场」という美食ビル内。
◯城市広場店 地下鉄「科学館」駅下車、イオンモール内。
◯科技大厦店 地下鉄「華強路」駅C出口でてすぐ。深南通り沿い。
◯リンクシティ(连城新天地)店 地下鉄「会展中心」駅から、リンクシティの東エリアすぐ。
◯新州店 地下鉄「石厦」駅 イオンモール内
◯卓越后海中心店 地下鉄「后海」駅、海岸城内。
◯南山保利店 地下鉄「后海」駅
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