深センのローカル市場に行ってみよう!!

2021年5月12日

中国のローカル街歩きに欠かせないのが、ローカル市場です。

深センには、有名な「華強北」の電子街をはじめとして、衣料品、文具、玩具、ペットからお茶に至るまで、様々なローカル市場があります。

中国の市場は、従業員が店内で、中国将棋に興じていたり、カウンターでご飯を食べていたりする、いかにも中国臭い場所ですが、ぶらぶら歩いて見ているだけでも、興味はつきません。

以下、深センのローカル市場について、紹介してみます。

華強北電子街  中国屈指の電子街

定番中の定番ですが、まずは、華強北(ほぁちゃんべい)
紹介するまでもない、言わずと知れた、中国きっての電子街ですが、パソコン、スマホ、電子部品の店が集中していて、別名「中国の秋葉原」とも言われています。

各ビルの中は、たたみ2畳分くらいの小さなブースが無数に並んでおり、パソコンや携帯部品が山積みされている様子は壮観です。カウンターでは、店員が買付業者と電卓をたたきあっていたり、見ているだけでも面白いです。(ちなみに、写真を撮影していると、警備員から注意を受けますので気をつけましょう。)

もちろん、普通の量販店、専門店もあるので、個人がパソコン、スマホを買うこともできます。

華強北ですが、最近では、地下鉄の新路線開通に伴って、大規模な地下街とショッピングモールも誕生し、これまでの小汚いイメージから、おしゃれ路線?へと大きく路線を転換しようとしているところです。

場所:地下鉄「華強路」「華強北」下車。

華強北の詳細については、以下のサイトを参照ください。

「華強北」 変わりゆく電子街の今

羅湖商業城   深セン土産に最適!!

香港への玄関口・羅湖イミグレ右手のエメラルド色の建物が「羅湖商業城」です。

「ニセモノドケイあるよ」という呼び声を背に受けながら中に入ると、衣料・靴・宝飾品・時計・チャイナドレス・お茶などの店が、狭い通路の両脇にびっしりとひしめいており、さながら迷路のようです。

適当に見てまわった後、お目当ての商品があれば、お店の老板娘に声をかけてみましょう。値段交渉も可能ですので、チャレンジしてみてはいかがでしょうか。香港人や外国人が多いため、簡単な英語であれば通じる店もあるようです。

あと、時計などのコピー品に関しては、表立っては販売できないようになっているため、中でこっそりと販売している店もあるようです。ニセモノもグレードというものがあり、精巧なほど高い値段がついています。

ただ、ニセモノ商品は、香港に持ち帰るときに税関で発覚すると、没収されたり、場合によっては刑罰を受ける恐れはあります。ほどほどにしておいたほうが無難でしょう。

http://www.tosz.com

大芬油画村    ゴッホ一枚500円、モネ一枚700円

深セン市内の少し外れにある「大芬油画村」は、油絵のレプリカを大量に生産することで有名なところです。この村には、世界中から絵画の注文が来るらしく、ここだけで、世界の油絵の売上げの65%のシェアをもつというから驚きです。

ちなみに、村とはいっても農村ではなく、町中にある一つの社区といった感じです。そんなに大きくないので小一時間もあれば、十分見て回れる広さです。

ほとんどの画廊が、印象派専門とか肖像画専門とか、何がしかの分野に特化しているようです。風景画、人物画が多いですが、なかには、抽象画とか現代アートっぽいものもあります。希望すれば、自画像を描いてくれる店もあるようです。(写真は、ゴッホ(梵高)専門店。おなじみの「ひまわり」など、ゴッホの名作が、ずらり。)

道端で売っている小さな油絵は二束三文で一枚30-40元といったところでしょうか。ゴッホ一枚500円、モネ一枚700円とかそんな感じですね。

また村内には、画材屋、アート専門書店、美術学校、画廊喫茶など、絵に関するありとあらゆる店があります。さすが商魂たくましい中国人といった感じです。

一応、美術館もあるにはありますが、あまりおもしろいものではありません。

大芬美術館」火曜~日曜9;00-18;00(月曜日閉館)

ちなみに、ここの油絵というのは、作品というより商品なので、アートというより、自分の家の壁に飾るために、ちょっと買って帰るとか、そういうノリが正しいのではないかと思います。

場所:「大芬油画村」への最寄り駅は、地下鉄3号線「大芬」駅 A1出口から、ウォルマート、スタバ等の前を、道なりに歩いていく。標識もほとんどないので、本当に適当に歩いていくしかない。

 

茶葉世界(羅湖)  中国茶のデパート

見渡す限り、お茶、お茶、お茶

中国茶の卸売市場 「茶葉世界」は羅湖駅のすぐ近くにあり、2階のワンフロアに、100件近いお茶の店が、ひしめいています。

日本でもお馴染みの烏龍茶、ジャスミン茶、龍井茶、鉄観音などをはじめとして、聞いたこともないようなお茶も散見でき、中国茶の種類の豊富さを実感できます(中国には1万種類以上もお茶の種類があるのだとか・・・)

まずは、適当に回って、何種類かのお茶を頂戴しながら、素直に感想を伝えて、好みのお茶を探してみましょう。その際、店舗の浮気は禁物です。1店舗ずつ交流を深めましょう。各店舗にいる「茶葉小姐」と仲良くなることで、お友達価格(朋友価格)を提示してもらえることもあるかもしれません。

また、茶葉だけでなく、めずらしい大陸の茶器を見るのも、面白い経験になるでしょう。

奥深い中国茶の世界を堪能してみては、いかがでしょうか。

「茶葉世界」場所

地下鉄「国貿」駅10分、「人民南」駅下車5分(建設路側出口が一番近いです)

建設路沿いにありますが、場所が少し、わかりにくいかも知れません。羅湖イミグレからだと、シャングリラホテル脇を建設路沿いに5分ほど歩いていくと、右手に見えます。

建設路徳興ビル2階(9;30-20;00ごろ)

東門布市場    格安オーダーメイド体験

女性の方であれば、誰しも既製品を買う時とは別の情熱を感じるに違いないオーダーメイド。せっかく中国にいるのですから、チャイナドレス(旗袍/ちーぱお)のオーダーメイドに挑戦してみたいところですね。

そのオーダーメイド体験が、お手軽かつリーズナブルに出来てしまうのが「東門布市場(东门布料窗帘广场)

若者の街「東門(どんめん)」近くにある、この「布市場」は、面積7000平方メートル、300店舗がひしめく、深セン最大級の布市場です。一歩入ると、色とりどりの生地に圧倒されるでしょう。

まずは、いろいろ、回ってみて、これと思った店で、好きな柄の生地を選びます。生地が決まったら、寸法をとってもらい、スリットや襟、胸の飾りボタンのデザインを選択。

値段交渉は可能ですが、ローカルなので、大幅な値下げをしなくとも十分に安いと思われます。出来上がりまでの時間は約一週間(急ぎで3日)チャイナドレス以外でも、スーツやシャツなどの仕立ても可能。

ローカル度高めなので、敷居は高いかもですが、お土産専門店より安く、楽しく自分だけのチャイナドレスを作るなら、迷わず「東門布市場」へ!!

东门布料窗帘广场 場所

地下鉄「老街」駅から、東門歩行街を歩くこと5分、東門中路の歩道橋を超えてすぐのところにあるビル(湖晖大厦)の中にあります。

文具・玩具市場

文具用品、オフィスで必要になる、ありとあらゆる商品が揃っています。

また、クリスマスや春節など、季節モノの飾り付け商品も豊富なので、そういうのを探しているときは、覗いてみると良いでしょう。

卸売市場ですが、個人にも対応してくれます。

以下の市場以外にも、文具・玩具市場は、市内各所に点在しているので、お近くの文具市場を覗いてみるとよいと思います。

笋岗文具市場

「笋岗(すんがん)文具玩具礼品批发市场」は、9号線「园林(ゆぇんりん)」駅、歩いて5分ほど。宝安北路沿いにあります。

あとがき

いかがでしたでしょうか。

上記の他にも、「ペット・植木市場」「家具市場」「骨董市場(黄貝嶺)」など、小さなマーケットを含めれば、ローカル市場は、まだまだあります。

皆さんも、自分のご近所で、お好みの市場を見つけてみてはいかがでしょうか。