深圳から広州までの移動方法Ⅰ 広深港高鉄(福田⇒広州南)

2023年4月27日

深センから広州へ行く場合、通常は、高速鉄道を利用すると思いますが、その場合、ルートとしては、以下の3つあります。

●「広深港高鉄」(福田⇒広州南、広州東)
●「広深城際」(羅湖⇒広州東)
●「穂深城際」(深圳机场⇒広州東)

広深港高鉄」は、高鉄(がおてぃえ)路線、いわゆる中国の新幹線なので、最高速度300キロ位と、一番、速いことは速いです。一方、他の2つは「城際(ちゃんじ)」路線で、高鉄ほどは早くないものの、一般の「火車」よりはずっと早いです(最高速度220キロ位)

あとは、自分の出発地と目的地、あるいは接続する地下鉄の利便性などをトータルで考えて、選ぶことになるかと思います。

とりあえず今回は、「広深港高鉄」について、紹介したいと思います。

深圳から広州までの移動方法Ⅰ 「広深港高鉄」(福田⇒広州南)

中国の高鉄や火車ですが、最近、チケットはほぼ電子化され、「鉄路12306」というアプリで、前もって購入する流れになっているようです。それに伴い、駅で紙のチケットに交換する必要はなくなりました。以下、乗車券の購入から乗車までの順番です。

1 「鉄路12306」で乗車券を購入
2 駅構内に入る
3 検票口前に集合
4 プラットホームへ移動
5 乗車

1 「鉄路12306」で乗車券を予約購入

まず、「鉄路12306」というアプリで乗車券を購入します。「鉄路12306」で乗車券を購入する方法については、以下のページを参照ください。

中国の鉄道チケットを購入する方法~「鉄路12306」の注册から購入まで

ちなみに以下、紙のチケットだと、以下のような感じになります。(情報が古くて申し訳ないですが、電子化されても、基本的な情報は変わりないと思います。)

福田駅⇒広州南駅、列車名「G6526」(Gはgaotieの頭文字)

2017年7月27日14:35分発。03車13C号 二等席 82元。出発日時と、号車、座席番号、等級の順番です。

等級は三段階あり、商務200元、一等120元、二等82元のような値段となっています。通常は二等で十分と思います。

実名制なので、下に、自分の名前と携帯の番号がプリントされます。ちょっと妙な感じです。

この「广深港高铁」の停車駅は、福田駅⇒広州南駅の場合「福田-深セン北-光明城-虎門-慶盛-広州南」となります。

(ちなみに、行き先は「広州南」行きのほか、「広州東」駅行きもあるようです。)

 

 

2 駅構内に入る

発車当日、始発駅の「福田駅」を目指します。(最寄り駅は、地下鉄「市民中心」駅、「会展中心」駅)

ちなみに、この福田駅は地下駅で、意味不明なほど広いので(サッカーコート21面分に相当、核シェルターとしても利用できそう)迷ったりすると、かなり消耗してしまうので、効率よく、移動したいところです。

駅では、紙のチケットを受け取る必要がなくなりましたので、そのまま構内に入ります。福田駅は地下駅で、高鉄の乗り場は、地下鉄よりもさらに深いところにあります。

駅構内に入ると「荷物検査」があります。その後、自動ゲートがあるので、ガラスにパスポートの写真ページを当てて、さらに顔認証がOKであれば、ゲートが開くはずです。

 頭上の案内表示で、自分の乗る便の情報を確認ができます。「便名、出発駅、到着駅、出発時間、検票口、状態」の順番に並んでいます。

「検票口」は、自分の集合する検査口のことで、乗車券の右上隅に、表記されているはずです。「状態」は、列車の運行状況のことで「正点」であれば、定刻通りということです。

3 検票口前に集合

検査口の前に、着いたら、そこで、他の乗客と一緒に、待ちます。

中国の鉄道は、乗車券を持っていても、日本のように、勝手に駅に入って、プラットホームで待つことができず、乗客が一旦、ゲートの前に集合してから乗るような形になります。要するに、空港で飛行機に乗るのと同じシステムと思えばいいです。

 

4 プラットホームへ移動

発車15分前くらいになると、検札員に、パスポートとスマホの該当画面を見せて、ゲートを通過します。

その後、他の乗客と一緒に、プラットホームまで移動します。

5 乗車

自分が乗る列車が停車しているホームに来たら、号車と座席番号を確認して、列車の中に入ります。以下、車内(二等)の様子です。横5列、三人(ABC)と二人(DE)がけ。特に狭いという感じはないです。

一部の乗客から「席を代わってくれないか」と言われることもありますが、中国ではよくあることなので、別に構いません。

しばらくすると、何の前触れもなく、勝手に列車が動き出します。日本の鉄道みたいな車内アナウンスはなく、前方のインジケーターに表示されるだけです。

途中、深セン北駅に停車後、高鉄は徐々に速度を上げ、途中、最高時速300キロに。

ちなみに、以下は商務(ビジネスクラス)の様子ですが、横3列と大胆な間取りで、完全にリクライニングも可能なようです。

その後、広州南駅に到着。

最高時速300キロですが、途中停車駅が2つあるので、発車から50分近くかかっています。ただ、広州南駅から広州中心部まで、地下鉄で40分位かかるので、

市内中心に行きたい人は、広州南行きではなく、広州東行きを利用すればいいでしょう。(深セン福田からも、東莞南駅経由で、広州東駅に行ける便が結構あるようです。)

 

あと、羅湖方面から、広州に向かう場合は、以下、「広深城際」(羅湖⇒広州東)を参照ください。

深圳から広州までの移動方法 Ⅱ 广深城際(羅湖-広州東)