深圳から広州までの移動方法 「福田⇒広州南」高鉄ルート

2021年5月12日

仕事や旅行で、広州へ行く場合は結構あると思います。

その場合、通常、鉄道を利用すると思いますが、広州まで、鉄道で移動する方法は、以下の2種類あります。

●「福田⇒広州南」高鉄ルート

●「羅湖⇒広州東」動車ルート

高鉄(がおてぃえ)」は、もちろん中国の新幹線のこと、一方、「動車(どんちぇー)」は、準高速鉄道で、高鉄ほどは早くないですが、一般の「火車」よりは、ずっと早いです。(最高速度、高鉄300キロ位、動車220キロ位、)

もちろん、高鉄のほうが、速度的には早いことは早いですが、むしろ、自分の出発地と目的地のロケーション、あるいは接続する地下鉄の利便性などをトータルで考えて、選んだほうがよいでしょう。

今回は、「福田⇒広州南」の高鉄ルートについて、紹介したいと思います。

深圳から広州までの移動方法 「福田⇒広州南」高鉄ルート

中国の高鉄や火車は、日本の鉄道システムといろいろ違うところがあります。

一つは、実名制を採用していることで、乗車にパスポートが必要ということ。また、乗車の際は、勝手に車両に乗ることはできず、乗客が一旦集合してから乗るような形になります。要するに、空港で飛行機に乗るのと同じシステムと思えばいいです。

また最近では、ウェブで予約して、駅で乗車券を受け取る方式になっています。

以下、乗車券の購入から乗車までの順番です。

0 ネットで乗車券を予約
1 窓口で乗車券を受取り・・・予約している場合は、受け取るだけ
2 検票、荷物検査
3 検票口前に集合
4 搭乗開始(プラットホームへ)

0 ネットで乗車券を予約購入

まず、乗車する前に、ネットで乗車券を予約して、購入しておくのがいいと思います。広州行きの場合、当日、直接駅に行って乗れないということはないとは思いますが、駅で買うと、希望する時刻に乗れないこともあります。

ネットで乗車券を予約する場合は、以下のページを参照ください。

ウィーチャット(微信)で「火車(ふぉちぇー)」の乗車券を購入する方法 | 深圳なう

1 窓口で乗車券を受取り

 乗車券の予約ができたら、始発駅の「福田駅」を目指します。(最寄り駅は、地下鉄「市民中心」駅、「会展中心」駅)

ちなみに、この福田駅は地下駅で、意味不明なほど広いので(サッカーコート21面分に相当、核シェルターとしても利用できそう)迷ったりすると、かなり消耗してしまうので、効率よく、移動したいところです。

切符売り場(售票处)の有人窓口で、予約しておいたチケットを受け取ります。もちろん、ここで直接、購入することもできますが、前述したとおり、希望した時刻に乗れないこともあります。

チケットは、以下のような感じです。

 福田駅⇒広州南駅、列車名「G6526」(Gはgaotieの頭文字)

2017年7月27日14:35分発。03車13C号 二等席 82元。出発日時と、号車、座席番号、等級の順番です。(情報古くて、すいません)

等級は三段階あり、商務200元、一等120元、二等82元のような値段となっています。通常は二等で十分と思います。

実名制なので、下に、自分の名前と携帯の番号がプリントされます。ちょっと妙な感じです。

ちなみに停車駅は、福田駅⇒広州南駅の場合「福田-深セン北-光明城-虎門-慶盛-広州南」となりますが、この便は、深セン北と虎門に停車します。

 

2 検票、荷物検査など

 乗車券が手に入ったら、次は、いよいよ乗車です。福田駅は地下駅で、乗り場は、地下鉄よりもさらに深いところにあります。

途中、「検票」その後「荷物検査」があり、乗車券とパスポートの提示を求められますので、いつでも、取り出せるように、しておくといいでしょう。

 

 頭上の案内表示で、自分の乗る便の情報を確認ができます。「便名、出発駅、到着駅、出発時間、検票口、状態」の順番に並んでいます。

「検票口」は、自分の集合する検査口のことで、乗車券の右上隅に、表記されているはずです。

「状態」は、列車の運行状況のことで「正点」であれば、定刻通りということです。

3 検票口前に集合

 検査口の前に、着いたら、そこで、他の乗客と一緒に、待ちます。

中国の鉄道は、乗車券を持っていても、日本のように、勝手に駅に入って、プラットホームまで、自由に移動できるわけではありません。

発車15分になると、検札員が来るので、乗車券とパスポートを見せて、ゲートを通過します。発車4分前に、ゲートはクローズしますので注意しましょう。

4 搭乗開始(プラットホームへ)

 

他の乗客と一緒に、プラットホームまで移動。

自分の号車と座席番号を確認して、列車の中に入ります。

 

車内

 以下、車内(二等)の様子です。横5列、三人(ABC)と二人(DE)がけ。特に狭いという感じはないです。

一部の乗客から、「席を代わってくれないか」と言われることもありますが、中国ではよくあることなので、別に構いません。ただ、その際、チケット自体は交換しないでください。

しばらくすると、何の前触れもなく、勝手に列車が動き出します。日本の鉄道みたいに、車内アナウンスは、ほとんどなく、前方のインジケーターに表示されるだけです。

途中、深セン北駅に停車後、高鉄は徐々に速度を上げ、途中、最高時速300キロに。

 

ちなみに、以下は商務(ビジネスクラス)の様子ですが、横3列と大胆な間取りで、完全にリクライニングも可能なようです。

その後、広州南駅に到着。

 

最高時速300キロですが、途中停車駅が2つあるので、発車から50分近くかかっています。(一方「動車」ルートだと乗車時間は1時間10-15分程度)

また、広州南駅のロケーションが市内から遠すぎて、地下鉄だと広州中心部まで40分くらいかかってしまいます。これでは、「羅湖-広州東」の動車ルートと大差ないかもしれません。

広州に行くときは、深セン側と広州側のロケーションや地下鉄の接続など、トータルで考えて選んだほうがよいでしょう。