中国のマクドナルド(麦当劳) スマホでの注文方法について
中国在住しているとファーストフード(快餐/くわいつぁん)を利用することも多いかと思います。
なかでも、マクドナルド(麦当劳/まいだんらお)は、日本人にとっては、やはり外すことができない外食手段ではないでしょうか。
そのマクドナルドですが、最近、スマホの普及、コロナの流行などもあって、注文、受け取り方法もだいぶ様変わりしてきています。
以下、中国のマクドナルドで注文方法について、ご紹介してみたいと思います。
中国のマクドナルド 注文方法は3つ
マクドナルドの注文方法は、大まかに分けると、以下の3つにわかれます。
1 カウンターで口頭で注文
2 店頭にあるタッチパネル(写真)で注文
3 スマホで予約注文
1は、従来からの方式ですが、現金しかもちあわせていない(スマホ忘れた)とか、たまたまカウンターしか注文窓口が開いていない場合しか使っていない気がします。
2は、店頭にある、タッチパネル方式の注文システムをで注文する方法です。注文システムの画面上で注文を完結させ、あとは、注文したものを、カウンターまで取りに行くだけです。
中国語が苦手な外国人には、もってこいですが、結構、選択肢が多いので難儀するのと、あと、混雑してくると、ふさがってしまうことが多いこと、さらに、コロナ下の今、タッチパネル上の衛生度に不安が残るシステムだと思います。
というわけで、今、一番、主流になっているのが、3のスマホ上で注文して、マクドナルドのカウンターで現物を受け取るシステムでしょう。結構、選択項目は多いですが、慣れれば早いし、現在のコロナ下においては一番、いいシステムだと思います。
自分も、最近は、もっぱら、この方式で注文して、下に行って、カウンターに用意しているのを、勝手に持って帰るだけになってます。(店員は、確認すらしないこともある。)
以下、3のスマホでの注文について、ちょっと、簡単に紹介してみようと思います。
中国マクドナルド(麦当劳) スマホでの注文方法
まずは、アプリの導入
微信(ウィーチャット)の画面を開いて、「マクドナルド」のアプリを開きます。まだアプリが入っていない人は、検索窓に「麦当劳」と打ってみて、アプリをダウンロードしてください。アプリが入ったら、クリックします。
「点餐外送」→「自助点餐」の順番にクリック
自分が受取る店舗を選択。
最初に、自分が商品を受け取りたい店舗を選択します。通常は、GPSで、スマホが勝手に、最寄りの店舗を提示してくれるので、その中から選べばいいでしょう。
ただ、スマホが現在の自分の位置情報を読みとってくれないことがたまにあり、その場合は、面倒ですが、検索で店舗を探すしかありません。
アルファベットの S ⇒ 深圳(shenzhen) ⇒ 「常去的店铺」(よく行く店)という感じで、たどるのがいいでしょう。深圳から地図で探すのもいいですが、少々面倒です。
メニューから商品を選択
すると、メニュー一覧になります。最初に「企画モノ」があって、「セットメニュー」「単品(飲み物、甘い物)」など、イロイロあります。企画モノは、正直、かなり微妙なのが多いのでスルーして、下にスライド。
そうすると、「超级三点套(スーパー三点セット)」という、なんとなくそれっぽい項目が出てきました。ビッグマックセット フィレオフィッシュなど、日本でもおなじみのセットがが並んでいます。
ここで、フィレオフィッシュ(麦香魚/まいしゃんゆー)のセットを選択します。
バーガー、サイドメニュー、飲料 項目を細く設定する
バーガー(汉堡)の設定
フィレオフィッシュセット 25元(約400円)
日本よりは、若干安いかなという程度でしょうか。中国もかなり物価が上がってきましたので、日本とそんなに変わらなくなってきているかもしれません。
あと、フィレオフィッシュの画像下の「点击特制」というボタンを押すと、タレ抜き、チーズ抜きなども可能になります。
タルタルソース(麦香鱼酱)、チーズ(吉士)が必要ない人は、チェックボックスを外しましょう。チーズはともかく、タルタルソースを抜く人はあまりいないと思いますが・・・。ちなみに、抜いても値段は変わらなかったはずです。
特に普通通りなら、何もしなくてOKです。
サイドメニュー(小食)を選ぶ
下にスライドすると、ポテトなどサイドメニュー(小食)の項目が出てきます。
最近は、ヘルシー志向を反映してか「とうもろこし(玉米)」「サラダ(沙拉)」なども選ぶことができます。ただ、マクドナルドのサラダは、キャベツがパサパサであまりヘルシーではありません。
ここでは、中ポテト(中薯条/じょんしゅーてぃあお)を選択します。
ドリンク(飲料)の選択
あとはドリンクです。
初期設定では、コーラ(可乐)になっていますが、もちろん変更可能です。横にスライドすると、スプライト(雪碧)、ミルクティー(奶茶)、ダイエットコーラ(零度可乐)などイロイロでてきます。
ここでは、とりあえず、コーヒー(大)(大杯鲜煮咖啡)を選択します。
すると、少し値段が上がって26.5元となります。飲料の種類によって、値段が変わってきます。
ちなみに、コーラを選んだ場合、氷の量が調整できたりします。
すべて選んだら、一番下の「選好了」を選択。
その後、お会計に進むのかと、思いきや、「こんなのも、ありますが、いかがでしょうか?」という、オススメ項目が出てきます。
チキンナゲット(麦乐鸡)など、ちょっとした商品が多いです。欲しかったら追加してもいいでしょう。
ここでは、「必要なし、ありがとう。(不、謝謝)」を選択。
イートイン(堂食)か?テイクアウト(外帯)か?
次に「イートイン(堂食)」か、「テイクアウト(外帯)」を選びます。ここでは、テイクアウトを選択。
余談ですが、「堂食」「外帯」は書き言葉のような気がします。カウンターで伝える場合は、イートインなら「在这里吃/ざいざーりち」、テイクアウトなら「打包/だーばお」を使ったほうが、口語的でいいかなと思います。
その下は、「现在取餐(今すぐ受取り)」か?「稍后取餐(しばらくしてから受取り)」かの選択。
このあたりは、個人の都合により、選べばいいでしょう。ここでは「现在取餐」を選択します。
さらに、下にスライドすると、発票の要不要の項目があるので、必要ない場合は、チェックを外し、さらに、下の「不需要」にチェックを入れます。
そして、「去支付(支払いへ)」をクリック
再度、自分の取りに行く店を確認して、支払いページへ。
通知メッセージが必要な場合は「允许(許可する)」、必要なければ「取消」をチェック。ここでは「取消」をチェックします。
支払い
というわけで、やっと、支払いの画面に到達。
微信(ウィーチャット)の上で、操作をしていたので、自動的に、微信支付(ウィーチャットペイ)で、支払うことになります。
金額が出るので、パスワードを入れて支払いが完了。
受け取り
商品受け取り番号がでてくるので、実際に店舗のカウンターで、この番号を見せて、受け取れば良し。
あとがき
以上、設定項目は多いですが、慣れてくると意外と簡単でサクサクできるはずです。また、ここで説明するまでもなく、漢字なので、日本人であれば、ある程度、想像はつくと思います。
ちなみに、こういう注文方式になってから、以前に比べると、オーダーが通らない等トラブルは少なくはなりました。
それでも、たまに「ダブルバーガー頼んだのに、家帰ってみたら、普通のハンバーガーだった!!」とか、残念な出来事もないわけではありません。店だったらそのまま、交換してもらえますが、自宅に戻ってから、わかったところでどうしようもないという・・・。
しかし、そういうことを差し引いたとしても、やはり、スマホで注文できるようになって、我々外国人にとっては、だいぶ楽になったことは間違い無いと思います。
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