早い、安い、美味い!!中国の20元セルフめし「家楽縁」について

最近は、中国も物価があがり、以前ほど、安く感じられることは少なくなりました。食べるものなんかにしても、昼時に、ちょっと小綺麗な店で食事をしたりすると、すぐに、50元、100元ととんでしまします。

とはいえ、なんでもピンキリなのが中国。探せば、まだ安いものはあります。

例えば、自助餐(セルフ飯/ずーじゅーつぁん

いろいろおかずがあって、それを指で指すと、店員が盛り付けてくれて、最後に精算するという方式で、ちょっと社員食堂みたいな雰囲気のある食堂のことです。

この自助餐(セルフ飯)ですが、中国にはどこでもありますが、だいたい20-30元(400-600円)程度でおさまるので、非常にリーズナブルです。

なかでも、台湾系の自助餐(セルフ飯)「家楽縁(じゃーらーゆぇん)」は、深セン市内に昔からあり、お昼ともなると、中国人でいっぱいになる店です。味はソコソコですが、とにかく、ガッツリ食って腹がいっぱいになれば、それでいいという人は、いいかもしれません。

以下、利用する手順について、紹介してみます。【以下、基本的に旧ブログからの転載です】

早い、安い、美味い!!中国の20元セルフめし「家楽縁」について

1 列に並ぶ

家楽縁」は、昼どきともなると、付近の中国人で、とんでもない行列ができいたりします。

ただ、意外と列がはけるのは早く、この程度でも、10分とかからなかったりします。

 

2 ご飯を盛ってもらう

まず最初に、トレイに皿を載せ、係りの人間に米を盛ってもらいます。何も言わなくとも、勝手に盛り付けてくれると思います。

テイクアウト(打包)の場合、「打包(だーぱお)」と言えば、その場合は、皿の代わりに、テイクアウト用のプラスチック容器を載せてくれます。

 

皿に、白い飯が入ったら、自分の順番が来るのを待ちましょう。

ガラス張りの一画では、店員が鉄板焼の要領で、豪快に、肉や魚を焼いているところが見れます。

こうやって可視化することで、衛生度をアピールすることもできるし、客寄せにもなるのかもしれません。

3 おかずを指さす

カウンター越しに、惣菜が並んでますので、自分がほしいと思ったおかずを指さします。そうすると、店員がしゃもじで、自分の皿の上に豪快に盛り付けてくれます。

ただ、盛り付けが豪快すぎて、上からかぶせるように盛るので、惣菜が混ざってしまうが、お構いなしのようです。まあ、そういう中国ならではのテキトーさが面白かったりします。

惣菜は、11元、9元、7元、5元、3元、2元、1元というような感じで、順番で並んでいます。

こちらは下流の5-3元区。店員は、マスクをしており、衛生には一応、気を配っているようです。

惣菜が少なくなってくると、調理場から新しい惣菜と取り替えます。惣菜が入っている下は、湯が流れていて、保温できる仕掛けになっているようです。

ちなみに、遅い時間帯になると、品薄になっているので、食べるものがなかったりすることもあります。

4 汁物を取る

スープは、卵とわかめ汁、トマト、など、ごく簡単なもので味はかなり薄いです。

目の前にある、汁物の容器を取るだけ。

1元-2元。

 

5 会計をする

会計の窓口の前に、自分のトレーをおくと、即座に、店員が金額を言うので、その分を支払います。

読み取り機に、微信などのコードをあてればいいでしょう。もちろん、現金も使えるとは思いますが。

6 箸とスプーンを取る

箸とスプーンは、専用の箸マシーンから、自分で取ります。

7 完成

完成すると、こんな感じ。

鶏肉の甘唐揚げ風、じゃがいもの千切り、チンゲン菜、とわかめスープとご飯で、しめて16元(320円)程度と激安。

ただ、もう5-6年前のものなので、今は20元くらいにはなったかもしれません。

8 食べる

あとは、適当な場所に座って食べるだけ。お昼のラッシュが過ぎ、午後になると休憩所みたいになっています。付近の女子店員、昼寝中。こういう呑気なところが、いかにも中国という感じ。

 

「家楽縁」 朝食

反対側のコーナーに、朝食メニューが並んでいます。マントウ、包子、豆乳、餃子など、各種、揃っています。朝メニューは、7;00~10;00くらい。マントウ、シュウマイ、中華まん、卵焼き、豆乳で、しめて10元(200円程度)

 

「家楽縁」 麺類

麺類、餃子の類を、別コーナーにしている店舗もあります。

注文すると、その場で、手打ち。薬味も、一通り揃っています。自分で適当に盛り付けます。

 

完成。これで20元程度。ただ、あまり美味しくはないので、麺は、ここで食べなくともいいでしょう。

「家楽縁」 場所・営業時間・出前

場所

「家楽縁」は深セン市内にかなりの数が存在しています。百度の地図に「家乐缘」と打ち込めば、いっぱい出てくるはずです。

営業時間

営業時間については、だいたい以下の通りです(店のよって異なります。)朝、昼、夕方とやってますが、メインは昼のようです。

早餐:7:00~10:00
午餐:10:30~14:00
晚餐:16:30~20:30

出前にも対応

「家楽縁」は出前にも対応しています。「美団」などで検索すると、でてきます。ただ、出前で選べる惣菜は、やはり限られてくるということはあります。

中国の出前サイト「美团外卖」 完全ガイド!!

「家楽縁」 ビュッフェ形式も

家楽縁」では、以下のように、ホテルのビュッフェのように自分で取っていく方式を取っている店舗もあります。(一時期「饗食饗麺」という名前を使用していましたが、現在は使用してないようです。)

値段は、一般の自助餐よりは、少し高いですが、美味しいです。詳細については、以下、ご参考ください。

深センのビュッフェ風新概念自助餐「家楽縁」について