深圳南山ベイエリアを散策 ~深圳湾体育中心から深圳人才公園
コロナ禍で、かなり体力が落ちてしまっているので、最近、できるだけ外に出て、歩くようにしていますが、先日、南山のベイエリアに行ってきましたので、ちょっと紹介してみたいと思います。
このあたりは、自分が深センに来た2000年代中頃は、砂利しか無かった場所ですが、香港のイミグレができて以来、急速に発展している地域です。
深圳湾体育中心(春繭)
まず、立ち寄ったのが「深圳湾体育中心」
羅湖から、急行バス(M106)に乗って「深圳湾体育中心」で下車。目の前の「滨海大道」にかかる陸橋をわたります。
前方に「深圳湾体育中心」が見えてきました。
左手には、林丹とか有名選手の名前をあしらったバドミントンセンター(深圳湾国際羽毛球交流中心)。右手下には、テスラのバッテリーチャージャーも見えます。
深圳湾体育中心に到着。
幾何学模様が非常に美しいこの施設は、2011年の深センユニバーシアードに合わせて作られた建物で、その形状から、別名「春繭(春茧,ちゅんじぇん)」と称されています。コンサートの会場にもなったりするようで、安室奈美恵さんのコンサートなんかもここで行われていたようです。
動画(18.5M)
この春繭を中心として、このあたりのサッカー場やテニスコートは市民に開放されています。日本人のサークルとかも、週末にここを使っているところもあるようです。
この春繭を抜けると、これもお馴染み、たけのこビル(中国華润大厦、春笋(ちゅんすん))が見えてきます。
このあたりで、次に、公園を歩く前に軽く腹ごしらえ。隣りの「万象城」の一風堂で豚骨ラーメンをたべます。
深圳人才公園
次に「深圳人才公園」に向かいます。「万象城」からだと、目と鼻の先です。こちらが入り口。
「深圳人才公園」は、2018年11月1日に開園したばかりの真新しい公園で、入場は無料(開園時間は、6:00から23:00)園内では、犬の放し飼いや自転車などの乗り入れも禁止なので、ゆっくりと歩けます。
人才公園というのは変わった名前ですが、科学や数学といったアカデミックなものをモチーフとした公園のようです。(ちなみに中国語で、人材は「人材」ではなく「人才」です。)
この公園は、真ん中に大きな池?内海?があるらしいので、とりあえずソコまで行くことにします。
ちなみに、この日の気温は20度ちょい。暑からず寒からずで、歩くにはちょうどいい感じです。しかも、平日なので、人も少なく静か。
ベンチは至る所に配置しているので、休む場所は結構あります。歩道は広々としていて、しかも一部、木板になっていたりします。
池に到着。池というより湖という感じで、かなり大きいです。せっかくなので、とりあえず、時計回りに回ってみたいと思います。ちなみに、一周2.7キロということなので、皇居一周(5キロ)の半分程度です。
ブルーのラインが園内をずっと走ってますが、ランニング専用のようです。表面がゴムになっていて、走りやすそうです。
斜面上に「深圳人才公園」の花文字が見えます。脇には、こういった小径もあって寄り道もできるようです。
橋(人才星光橋)に差しかかります。ポールには、科学者の顔と簡単な紹介文が、刻まれています。知らない人ばかりです。
対岸に来ました。休憩所も数式の嵐。
隣りには、シャワールームも。
ちょうど、半分くらい回ったところ。南山の中心部が一望できます。
動画(22.2M)・・・鳥の鳴き声と風の音が結構、聞こえます。
「π(パイ)の橋」欄干にいっぱい、数学の公式のうんちくが書かれています。
芝生にはスプリンクラーが回ってますが、個々の木には、こうやって、手動で水撒きしているようです。
「深セン湾一号」と呼ばれる高級住居棟も見えます。近くにアリババセンターもあります。
水辺に白鷺がいて、カメラにおさめようと人が集まってます。
公園の隣で、大規模な再開発工事が行われています。深センのあちこちで、こういった再開発が、いまだに続いています。
以前は、このあたりに正門があったんですが、今は、このロゴもお払い箱に。(右はコロナ前、開園当時の様子。おばちゃんたちが記念撮影してます。)
習近平主席語録。「人才」とは・・・
藻の繁殖がかなり早いみたいで、手動で取り除いてます。匂いがきついです。
マリーナ風オブジェも。
太陽電池のハイテクベンチ。円形のベンチにも、科学に対するうんちくが。
ゲート付近まで戻ってきました。なんとか、一周できたようです。やれやれ。
外へ出ると、ヤシの実売りがいました。園内は自販機みたいなのが、一切ないので、水分を補給したい場合は、なにか、コンビニでペットボトルでも買っておいたほうがいいかもしれません。
深圳人才公園 アクセス
地下鉄の場合「后海」駅、H出口をでて、海徳三道を道なりに、5-10分歩きます。
前方、右に万象城、左に深圳湾体育中心(春繭)が見えてきます。さらに海徳三道を道なりに進んでいくと、右前方に人才公園が見えてきます。
ちなみに、人才公園のバスの最寄り駅は「华润深圳湾」ですが、路線は少なそうです。
地下鉄「后海」駅から来る場合は、矢印のように行けばいいでしょう。(自分は、滨海大道から、深圳湾体育中心を通過して、南下して来ましたが)
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