無人運転バス(羅湖イミグレ~万象食家) 試乗してみました。

あけましておめでとうございます。

正月、少し暇だったので、ちょっと無人運転バス(无人驾驶巴士)に乗ってみました。最近、国貿の交差点で、ちょくちょく無人運転バスを見かけていたので、一度、乗ってみたかったのですが、予約は必要でしたが、意外とあっさり乗ることができました。

以下、予約方法と試乗の様子についてです。

無人運転バス 予約方法

まず、予約方法について、簡単に説明してみます。

1 微信で「深巴出行」と検索

まずは、微信(ウィーチャット)で「深巴出行」と検索します。(あるいは、申請用のQRコードが有る場合は、それをスキャンしてもOKのようです)

2 「自动驾驶」を選択

以下のような画面になるので、その中から「AI」のマーク「自动驾驶(ずーどんじゃーし、自動運転)」を選択

3 「罗湖无人驾驶小巴」を選ぶ

「罗湖无人驾驶巴士(るぉーふー うーれん じゃーしー ばーしー)」を選びます。前海の方でも、やっているようです。

4 日時を選択

次に、自分の乗りたい日時のバスを選択。バスの番号はB888。1時間おきに運行、定員6人です。自分は16:00出発を選択しました。一時間前でも、席が空いているようだったので、そんなに乗る人は多くなさそうです。

5 申請

次に、申請画面で「添加乘车人(乗客を追加)」によって自分の実名を登録します。ただし、その前に「深巴出行」に登録がまだの人は、先にそちらの登録を済ます必要があるとのことなので、そちらの登録を済ましてから、再度、申請画面に戻り、自分の実名を追加します。

6 支払い

自分の名前を入れて、申請すると、支払画面に移行するので、運賃1元を支払います。

7 コードを取得

すると、以下のようなコードが出るので、これを現地に行って、バスに乗るときにスキャンすればいいようです。

というわけで、次に、試乗の様子です。(注意:動画のサイズ、かなり縮小したつもりですが、それでもかなり大きいです。)

無人運転バス(羅湖イミグレ~万象食家) 試乗

羅湖イミグレ 無人運転バス専用の停留所

まずは、羅湖イミグレ(罗湖口岸、ろーふこうあん)近くのバスターミナルに向かいます。バスターミナルの一画に、無人運転バス専用の停留所があります。

動画(1.2M)

動画(3.5M)

「自分一人だけだったら嫌だなあ。」と思ってましたが、広東人(か香港人)の親子ずれ、5人といっしょでした。

とりあえず、コードを開いて、戸口のセンサーにかざして乗車。

関係ない話ですが、途中、外人が、勝手に乗り込もうとしてましたが、乗務員に、アプリで予約するように言われてました。翻訳アプリを使って、中国語で呟いて、英語になおして、それをが外人に聞かせてましたが、少しタイムラグはあるけど、割と、正確にできてる感じでした。翻訳アプリもかなり精度があがってますね。(かんたんな会話なら外国語不要かも)

まあ、それはさておき、車内には、一番前に運転席が有り、無人運転とはいえ乗務員が座っています。ハンドルは握っていないのですが、やはり、現時点では、完全なる無人運転は、できないということなんでしょうね。(ただ、乗務員がハンドルを握らなければならないような場面は、一度もありませんでしたが・・・)

ちなみに、自動運転のレベルは、レベル4ということです。ネットの情報によれば、『自動運転レベル4では、特定の走行環境(「天候が晴れで、日中のみ」「時速40km以下」など)を満たした場合に、アクセルやブレーキの制御、ハンドル操作、信号や標識の認識など、システムが自動で全ての運転操作を行います。』とのことです。

ルートは、羅湖イミグレから、国貿、地王ビル、大劇院と停車して、万象食家まで。「万象食家」というのは、初耳ですが、新しいモールのようです。

あと、乗車中は、シートベルト(安全帯、あんちゅえんたい)をしめるようです。バスと言うよりは、車に近い感じでしょうかね。

羅湖イミグレ ⇒ 国貿

というわけで、16:00になると、羅湖イミグレ駅を発車。バスは左折をして一般道路に。後ろの家族は、あれやこれやと広東語で話をしてます。バスの速度は、人間が運転するバスに比較するとかなり、ゆっくりめです。

陸橋の前、車がどんどん割り込んでくるが、なんとかやり過ごします。なかなか、かしこいです。 動画(7.7M)

バス上部のモニターに、周辺の車、バイク、人などの位置が、刻々と図形的に表示されています。

 

金光華広場前の交差点を渡って、国貿ビルの前で自動的に停車。 動画(9.9M)

国貿 ⇒ 地王ビル

左折して、深南大道へ。動画(6.3M)

地王ビル ⇒ 大劇院

地王ビルに停車後、大劇院に向かうのあたりは、地下鉄工事の影響でかなり渋滞があって、なかなか前に進めない感じ。

渋滞を抜け、鄧小平像の前をなんとか右折。(動画 8.0M)

 

大劇院 ⇒ 万象食家

大劇院から万象食家までの大通りは、直線で、見通しもいいので、割とスピード出してました。といっても、最高でも時速36キロでしたが。

 

紅林北の交差点・・・人とバイクが前を通るのを待ってから右折。小さな子供とかも通るので、少し緊張します。(動画 8.2M)

万象食家に到着

万象食家の裏手で降車します。ちょっと雑然とした感じの場所です。(地下鉄7号線「笋岗(すんがん)」駅あたり)

 

結局、途中、渋滞などがあって、40分以上かかりました。(渋滞がなければ、30分程度か)後ろの親子は、最初は興奮していろいろ話してたけど、だんだん飽きてきたような感じでした。

ちなみに、万象食家は、華潤グループが開発している、新タイプのショッピングモールのようです。結構、斬新なデザインでモダンなモールです。中国人のトレンドを観察するには面白い場所です。

走行中の様子

ちなみに、今回の無人運転バスの走行中の様子は、こんな感じです。(国貿にて)

動画(6.7M)

ルート

今回の無人運転バスのかんたんなルートです。

あとがき

自動運転の車両に初めて、乗車してみたんですが、なかなか未来感のある体験でした。

乗務員がいるとはいえ、一般道で、車両のみならず、バイクや人、信号の切り替わりなど、すべて認識して走行しているのは、なかなかすごいです。

今後、実用化に向けて、どのように進化していくのか注目です。