BYD製の交通システム、スカイシャトル(云巴)乗車

坪山(ぴんさん)のほうにモノレールがあるので、前々から乗ってみたいと思っていたのですが、先日、機会があったので、以下、共有してみたいと思います。

このモノレール、2022年12月28日に開業したばかりの比較的、若い交通システムで、全長8.5キロメートル、駅数11のミニ路線です。ちなみに、EVメーカーのBYDによる交通システムということです。

BYD製の交通システム、スカイシャトル(云巴)乗車

地下鉄「坪山」駅

まずは、老街から、地下鉄3号線で「双龍」駅へ行き、さらに16号線に乗り換えて「坪山」駅まで行きます。ここまで1時間くらい。これだけ乗っても、たったの7元(150円)、激安です。

云巴(ゆんば)という標識が見えます。云(ゆん)は、雲の簡体字。巴士はバスの意味です。英語名はスカイシャトルと銘打っているようなので、ここでもそう呼んでおきます。

外に出ると、こんな感じ、隣に見えるのは、高鉄「坪山」駅。新幹線の駅です。深センの東の端まで来たような感じですね。

スカイシャトルの橋脚が見えてきました。動画(1.2M)

スカイシャトル「坪山高鉄」駅

「坪山高鉄」駅に到着。エスカレーターで二階にあがります。

二階のコンコース、人、一人もいません。駅員もいない。無人駅っぽいですね。

ちなみに停車駅は、ここ「坪山高鉄駅」から 前路東、文化聚落、坪山中心、中芯国際、総合保税区、燕子岭、未来城、自然博物館西、龙背を経て、終点の「比亜迪北(BYD北)」まで全11駅と短い路線です。(地図は一番、下)

ちなみに、坪山高鉄駅では、乗り換えはそれほど時間はかかりませんでしたが、乗り換え駅とかいてあっても、実際はかなり時間がかかる乗り換え駅もあるようなので、注意が必要です。

とりあえず、チケット買って。基本的には、地下鉄に準ずるシステムのようなので、同じ感覚で買えばいいと思います。

交通カードでもいいみたいだけど、せっかくだからチケットを買ってみます。どこまででもよかったですが、せっかくなので、終点の「比亜迪北(BYD北)」まで買ってみます。値段は3元(約50円)。コードがついた紙がでてきます。

コードを、駅改札のガラスの部分にかざします。

ちなみに、3階のプラットフォームに上がるときのエスカレーターはありません。駅の設計上、プラットフォームの幅が最小限にしてあるので、階段とエレベーターしかないみたいです。

駅プラットフォーム到着。

何ということもない深セン郊外のどんよりとした風景が広がっています。動画(1.8M)

しばらくすると、黒い車体のコンパクトな小型車両の4両編成(ゴムタイヤ式)が、構内に入ってくるので、乗り込みます。

乗り込むと、ほどなくして発車。結構、高いところを通っていきます。このあたりは、カーブが多いから、鉄道を通すのは、難しい地域なのかもしれませんね。

走行中の揺れ、振動は、特に可もなく不可もなく普通です。 動画(1.2M)

途中、未来城(フューチャーシティ)駅、通過。 人の気配が全くない、文字通りの未来シティ。 動画(5.2M)

こういった人気のない高層ビルの中をひた走ります。結構、シュールな光景です。 動画(6.8M)(動画は帰りの復路の車窓です)

それにしても、人、少ないね。なんか、もったいない感じ。先頭車両に、車掌さん、二人います。完全無人運転というわけではないようですね。

スカイシャトル 比亜迪北駅

比亜迪北駅に到着

比亜迪北駅に到着したけど、周囲、何もありません。(下に、車の墓場?っぽいのが見えます。)せっかくなので、BYD、探してみようと思います。幸い、下に、貸し自転車がありましたので、それに乗って、ぼちぼち周辺を探索してみます。

比亜迪(BYD)通りがありました。もう、近いようです。ひっきりなしに、出前のバイクが通っていきます。

BYDの門に到着。これで、今回の任務?は達成です。 動画(2.7M)

周辺には何もないし、時間をつぶすための施設もなさそうなので、しかたないので駅に戻ります。駅の下で、送迎バスみたいなのに人をのせてましたが、ああいうので、工場に移動してるのかもしれませんね。

以上、何しに行ったのか、わからん感じもなきにしもですが、まあ、そういうときもあります。のどが渇いたので、美年達でも飲んでおきます。

スカイシャトル(雲巴) 地図

ちなみに、このスカイシャトルですが、BYD北駅から先も、計画されているようです。