広東省深圳の生活、よいところと悪いところを、Bing AI に聞いてみた
ふだん、中国で暮らしていると、なにかと、日本での生活と比べてしまうことも多いです。今回は、広東省深センで暮らしていて、よいところと悪いところについて、語ってみたいと思います。
自分だけの意見だと客観性を欠くので、先に、Bing AI に聞いてみて、それをたたき台にして、以下、見ていきたいと思います。
広東省深圳の生活 よいところ
まず、深センの生活するにうえで、良い点について5つ、Bing AI に聞いたところ、「難しい」といいつつも、以下のような回答をしてくれました。そんなに、難しい質問をした覚えはないですが、まあ、漠然としていて、感じ方は人それぞれなので、AIにとっては「難しい」と感じるのかもしれませんね。以下、補足してみます。
1 経済発展が著しく、イノベーションの中心地として知られている。
確かに、そうなんですけど、生活する上でのよいところというより、深センの都市としての優位性みたいなものでしょうかね。
2 香港に近く、国際的な雰囲気や文化交流が豊かである。
まあ、香港に近いというのは、ある種のメリットですね。というか、これが一番のメリットと言えるかもしれません。
中国にいると、生活習慣も大きく異なるので、どうしても息苦しく感じることが多いですが、たまに、香港まで行って、自由な空気を吸ってもどってくるのは、格好の気分転換になります。
国際的な雰囲気や文化交流が豊かは、ちょっと疑問です。
3 気候が温暖で、冬でも寒くならない。
これは、確かにいえます。広東省なので、一年を通して、夏が多く(4月~10月)、長くて厳しい冬がないので、寒さに弱い方には、快適です。
4 食事がおいしく、広東料理や他の地域の料理を楽しめる。
これも、そうかもしれません。食べ物に関しては、中国は基本、中華なので、日本人にも合いやすいと思います。また、最近は「吉野家」「すき家」「ココイチ」「スシロー」といった日本人には、おなじみの外食チェーンも進出していますし、スーパー(超市)もあれば、コンビニ(7-11、ファミマ、ローソン)もあります。
また、デリバリーや出前は割りと安く、気軽に使えるのもいいところしょうね。
5 交通が便利で、地下鉄やバスなどの公共交通機関が発達している。
これも、そうですね。最近は、地下鉄で行けないところは、ほとんどないですし、あと、交通費が超安いので、それもメリットです。
以上がBingの指摘してくれたものですが、それなりにあってますね。それに加えて、個人的には、以下のようなメリットもあるかなとは思ってます。
6 普通話が通じやすい
深センは外省人が多いので、広東省にあるにもかかわらず、普通話が主体となってます。なので、勉強した普通話を即、生活の中で生かすことができます。また、南方人が多いので、それなりの普通話でも通じてしまうので、初心者でも臆せず話すことができます。
7 他人の目を気にせずにすむ
これは、広東省というか、中国にいるメリット(というか海外にいるメリット?)というべきかもしれませんが、日本のように、他人の目を意識する必要がないというのは、あるかもしれません。
各自が、自分の好きなことを勝手にやっているし、また、それに対して干渉もしないという感じで、かなり自由に感じられるのではないでしょうか。
ただ、逆に言うと「気遣いがない」という話にもなってしまいがちなので、純日本人的な人だと「こっちが、気を使っているにのに、あいつらは・・」みたいに、ストレスを溜め込んでしまうかもしれませんが・・・。
広東省深圳の生活 悪いところ
次に、広東省深センで生活する悪いところについて5つ、Bing AI に聞いてみたところ、以下のような回答を得ました。こちらは、ちょっと微妙?な内容が多い感じです。ちょっと、ひとつずつ、見ていきます。
1 物価が高く、特に住宅費や教育費が負担になる。
これは、たしかにそうですね。
近年、インフレ、円安の進行によって、中国のモノやサービスが、かなり割高にかんじることが多くなっています。ずっと住んでいる人間ですら、そう感じてしまうくらいですから、日本から来ると、「このサービスでこの値段!?」と、愕然としてしまうかもしれません。
特に、昔の中国を知っていて、最近、久しぶりに出張でくるような人だと、変に昔の値段を覚えているぶん、余計にそう感じてしまうようです。
例えば、ビックマック一個、25元(500円弱)と、もう日本とあまり変わらなくなってます。家賃、光熱費、食費、なんでも高く感じます。以前のように、安い分野というのは、交通費くらいではないでしょうか。
2 人口密度が高く、混雑や騒音などのストレスが多い。
混雑や騒音などのストレスが多いのは、確かです。しかし、これは人口が多いからではなくて、中国人の生活習慣とかからくるものでしょうね。
3 空気汚染や水質汚染などの環境問題が深刻である。
これは、???ですね。空気汚染は、主に、北京とか北の方の都市のことで、南はそこまでではないと思います。もちろん、日本のように空気は良くはないですが、環境問題が深刻というのは、明らかにおかしいですね。
4 治安が悪く、盗難や詐欺などの犯罪に注意しなければならない
これも、場所とか、状況によりけりという気がします。昔は、かなり悪かったですが、現在は、少なくとも深セン市内はかなり改善されているのではないかと思います。というか、監視カメラがあるので、おいそれと犯罪なんかできないはずです。
ただ、うっかりして、携帯を置き忘れたときとか、日本みたいに交番に届けてくれるようなことはないので、そういう、最低限の管理はしていないと、いけないのは、言うまでもありませんが。
5 言語の壁が高く、広東語や英語に慣れていないとコミュニケーションが困難である。
広東語は話せなくとも、とりあえず普通話が話せれば大丈夫です。
英語は話せるに越したことはないですが、英語を話せる中国人は少ないので、(スタバとかは別にして)、話せても大変です。日本もたいがい通じないですが、中国はもっと通じないのではないかと思います。
まあ、仕事上は、日本語ペラペラのスタッフとかが周りにいるので、大丈夫だと思いますが、いつまでも通訳に頼ってばかりもいられないので、最低限の中国語(普通話)は、身につけておかないと、生活には、不自由すると思います。
悪いところについては、ちょっと微妙な回答が多いですね。あと、補足するとすれば、以下のような感じでしょうか。
6 湿度が高い
広東省は、気温が温かいのはいいのですが、湿度が超高いのが困りものです。夏場はクーラーがあるので、湿度が抜けて、問題ないですが、冬場は、洗濯物がなかなか、かわかず苦労します。
また、湿度が高いこともあって、カビの繁殖速度も半端ありません。日本に一時帰国してから、帰ってきたら、ホラー映画さながらの光景が広がっていたなんてこともあるようです。
7 ネットの規制が強い
これは、広東省というより、中国全体の問題ですね。そのままの状態ではYOUTUBEも、LINEも、ツイッターも、何も使えません。VPNをさして、使うことは使えますが、絶対に使えるという保証はないです。
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8 予定通り進まない
これも、中国全体に言えることですが、いわゆる朝令暮改というか、制度やシステムが、コロコロ変わるので、それに振り回されることが多いです。(ゼロコロナ政策が典型)これは、政府だけではなく、会社とか組織、すべてに言えると思います。
日本のように、予定通りに物事が進むというのは稀で、多くの場合、急に予定が変わったりすることも日常茶飯事で、日本人的に几帳面な性格だと、結構、イライラしてしまうと思います。逆に「まあ、こんなこともあるんだなあ。」と、面白がれるような人は、中国生活には向いていると言えます。
あとがき
以上、「広東省深圳で生活するうえで、よいところと悪いところ」について、Bing AI の回答をたたき台にして、とりあげてみました。
ちなみに、いろいろあげてみましたが、広東省や深センという地域に固有のものもあれば、中国全体に言えることもあります。また、良いところと悪いところは表裏一体だったりしますので、どちらに重点を置くかに寄って、感じ方は真逆になったりもします。
海外にいると、やはり日本と、同じようにいかないことが多いので、ストレスをためてしまいがちですが、日本との文化や習慣の差を知っておくことで、できるだけ、ストレスをためないようにしたいものです。
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