深セン福田の巨大モール「One Avenue」~「スシロー」「てんや」等、日本ブランドも続々と進出
コロナ禍で思うように、外へ出られなかった反動で、最近よくでかけますが、久しぶりに、福田や南山へ行くと、街の風景ががらっと変わっていたりして驚かされます。
ちなみに、先日、スシローに行きましたが、スシローがある岗厦西一帯も、「One Avenue(卓悦中心)」というショッピングモールができて風景が一変しました。
まあ、入っているテナントは似たりよったりな面はありますが、日本の外食産業やサービス業がいくつか出てきていたり、中国の先端のブランドが軒を連ねており、トレンドを観察するのも面白いです。
ちなみに「One Avenue(卓越中心)」は、中央広場と3つのエリア(東区、西区、北区)に分かれていて(南区は建設中)、どこから回ってもかまわないですが、自分は「岗厦(がんしゃー)」駅から行ったので、以下、その順番通り、見ていきます。
「岗厦」駅→「東区」→「中央広場」→「西区」→「北区」
深セン福田の巨大モール「One Avenue」~「スシロー」「てんや」等、日本ブランドも続々と進出
One Avenue 東区
まずは「東区」です。「東区」へは「岗厦」駅B出口からが近いです。
以下「岗厦」駅B出口をでたところ。
「東区」入り口付近に「奈雪の茶」があります。バイクは通行禁止になっています。
ホール一階。ここでも、目につくのがEVの展示。もはや、ファッションの一部と化しています。以下、smartと、中国の新興EV(理想汽車(LI)、小鵬汽車(XPENG))
地下に降りていくと、こんな感じです。この地下街ですが、きれいで広いですが、方向感がないのが、ちょっと難点かもしれません。ゲームコーナーなんかもあります。
てんや
「おっ、てんや、あるやん!」
これはサプライズ。
ちなみに、中国大陸で初出店ということですが、あまり人、入ってないです。
もったいないですね。皆さん、行ってあげてください。
カラダファクトリー
日本の「カラダファクトリー(KARADA Factory)」が開店予定だそうです。自分は、日本でマッサージはしてもらったこと無いので、わからないですが、既に、海外展開中(台湾、タイ、フィリピン、インドネシア)のようです。
これは、すごいです。というのも、このようなアジアの国というのは、当然、マッサージ大国ですので、一見すると、割り込む余地がなさそうに、思えてしまうからです。しかし、そこに、逆に勝機があるのかもしれません。
「Mvuke tokyo」日本のケーキ屋さん?っぽいですが、最近、よく見かけます。ただ、tokyoなのに東京に店舗がないようです。ちないに店名は「ブーケ」と読むようです。
ペットショップ、結構、多いです。中国もペットブームだと聞いたことがありますが、日本同様、ペットに癒やしを求める人が増えているのかもしれません。ただ、中国では、猫はマンションの中で飼うものなので、目にする機会は少ないので、あまり実感はないですが。
さて、かなり進んだ気がするんですが、地下街の中なので方向感が全くつかめません。このあたりで、一旦、地上に出てみることにします。
One Avenue 中央広場
地上に出ると、ものすごい大きな広場になっています。とにかくスケールが圧倒的で、しかも、福田の摩天楼のど真ん中にあるので、なかなか壮観です。
まず、一番目立つ、人間の足のような黄金のオブジェがあって、ここからみて、左手の巨大な建物が「西区」、右手の似たようなビルが数本立ち並んでいるのが「東区」、正面向こう側が「北区」となっているようです。
One Avenue 西区
次に、西区に行ってみます。建物一階の左手前にあるのが、テスラ(特斯拉)のショールーム。このテスラを筆頭に、EVのショールームがやたら多いです。
中に入ると、アルマーニ、カルバンクラインといったお馴染みの高級店が並んでいます。
「arcfox(アークフォックス)」というEVブランド。ダイムラー、マグナ、ファーウェイなどが共同で開発したEVらしいです。
地下二階に降りていくと、こんな感じ。床がやたらきれいで、反射しています。ロボットが、何をしているともなく動いています。(何をしているんだろうか?)立ちふさがると、反転します。
日本人女性と思しき四人組とすれ違いました。「このあたりは日本人遭遇率、高いのかな?」とか思いながら歩いていたら、スシロー(寿司郎)がありました。今回の目的のひとつは、とりあえずスシローで昼飯を食うということなので、まあ、やれやれです。
スシロー(寿司郎)
スシロー(寿司郎)については、以下のページをご参照ください。
「西区」その他の店
「KUMOKUMO」チーズケーキが美味しい店です。最近、よくみかけます。「ユニクロ」もあります。
高級スーパー「Ole」 日本の調味料などおいてます。「眉毛先生」眉毛を整える専門店?
One Avenue 北区
地上では、道路を隔てた向こう側ですが、地下では、西区からつながっているようです。
このエリアは、いわゆる「現代潮流」と呼ばれるような、エッジのきいた、とんがった店が多いようです。
X11、KKV
「北区」の中心的存在で、大人向けのトイの「X11」と、新概念ショップ「KKV」がコラボした店で、かなりとんがった感じの店です。(「KKV」については、一度、このブログでも取り上げました。)
一階は「X11」、地下が「KKV」になっているようです。ここについては、また、別途、取り上げてみたいと思います。
HARMAY(話梅)
書店?と思ったんですが、「HARMAY(話梅)」という、中国の化粧品ブランドの店でした。ありえない内装ですね。
以前、化粧品といえば「資生堂」など日本のブランドを求める人が多かったですが、最近、国産ブランドの化粧品を購入する人が増えたらしいですが、なるほどと思いました。入り口も結構、凝ってます。
ベンチなんかもこのとおり。
One Avenue ロケーション
「One Avenue」へは「岗厦」駅からが一番便利ですが、「会展中心」駅、「岗厦北」駅からでも行けそうです。
あとがき
「One Avenue」には、「スシロー(寿司郎)」「てんや」「カラダファクトリー」など、これまで、見かけなかった日本の外食産業や、サービス業が進出しています。
また最近、「ニトリ(似鸟)」「ローソン(罗森)」「蔦屋書店」なども、別の場所で見かけるようになりましたし、日系企業の進出が加速しているようです。
やはり、インフレや円安もあって、相対的に、中国のほうが購買力が高まってきたということなんでしょう。逆に、その分、生産拠点としての魅力は、どんどん無くなっているということなのかもしれません。
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