ミニ香港、あちこちで爆誕中!! ~変わりゆく深センの城中村

先日、久しぶりにイケアに行く用事があって、南山のほうに向かったのですが、そのときに、ちょっと、気がついたことがあったので、以下、記しておきます。

イケアに行くときは、通常、世界の窓まで行って、バスに乗りかえて行くんですが、以前は、途中、沙河(しゃーはー)という、城中村を通ってしましたが、今回、バスは、そこは通らず、外側の大通りを通って、イケアに向かったわけです。

まあ、中国のバスが、ルートを変えることは、しょっちゅうあるので、それ自体は、別になんとも思わなかったわけですが、でも、なんか、ひっかかる。「なんでルート変えたんだろう?」と思って、イケアからの帰りに、城中村の方面を眺めていると・・・

ミニ香港、あちこちで爆誕中!! ~変わりゆく深センの城中村

沙河(白石州)

「高層ビルに変わってしまっとるやん、、、」

そうです。ちょっと見ない間に、途中の城中村が、再開発でミニ香港化してしまっていたのでした。確かに、イケアに来るのは、久しぶりでしたが(たぶん数年ぶり)それにしても変化が早すぎないか?

念の為、バスを、途中の「白石州」駅で降り(このあたり、地下鉄工事中も同時進行中で、原型をとどめておらず、どこが通路かもわからないカオス状態。)

現地に向かったところ、やはり、旧市街は、人気がないゴーストタウンになってました。あれだけ、人が生活していた場所が、忽然と消えてます。通りの反対側に残っている店舗も閑散として、人影もまばら。

 

さらに、道なりにすすんでいくと、さきほど、バスの車窓から見えた高層ビルがありました。壮大な青写真(こういう感じになるみたいです。)

 

しかし、いつものことながら、中国の変化の速さには、驚かざるをえません。ある日、突然、ゴーストタウンになり、更地になり、ビルが立っていきます。再開発されるとき、あっという間です。

場所:地下鉄1号線「白石州」駅北側あたり

湖貝

ちなみに、うちの近所の羅湖の湖貝(ふーべい)なども、そんな感じです(動画、4.9M)

50~60階だてのビルが、当たり前のようにたてられてます。工事現場、巨大な空地になっています。青写真も壮大です。

 

その向かいには、城中村の門があります。湖貝は海鮮料理屋や海鮮市場が集まっている街として有名で、現在も、規模は縮小しつつも営業中のようです。

動画(4.3M) カニやエビ、巨大なミル貝など。

場所:地下鉄2号線「湖貝」駅北側・・東門の東側あたり

下沙

下沙のほうは、こういう広場ができて、すでに完成に近づいているような感じです。

動画(3.6M)

場所は、地下鉄9号線「下沙」駅

その他

その他、福田村、岗厦村、蔡屋围、漁民村などの城中村でも、現在、再開発が行われているみたいです。地下鉄工事もあわせて行っているので、地下鉄の新路線の開通に合わせて、その路線上にある城中村をセットで再開発してしまうということなのかもしれません。

この点、日本だと、地下鉄工事は、できるかぎり、周辺住民に迷惑をかけないよう、慎重に進めると思いますが、こちらの場合、地下鉄沿線ごとなぎ倒して、ついでに再開発してしまうみたいな感じでやってしまいます。

あとがき

以上、このような感じで、現在、深セン中の城中村と呼ばれる場所が、ものすごい勢いで、再開発されています。

しかも、地下鉄工事もあわせて行ってますので、どこもかしこも、工事中という感じの様相を呈しています。知らない人が、深センに来たら、これからオリンピックでも始めるのか?と錯覚してしまいそうなほどです。

城中村というのは、スラム化しやすく、管理がしにくいし、衛生も、あまりいいものではないので、再開発自体、別に悪いこととは思いませんし、むしろ肯定的にみています。ただ、2-3年見ないと、がらっと風景が変わってしまうので、日本人的感覚からすると、驚きを禁じ得ないわけです。