深圳湾公園は、なかなかいい公園です。

お久しぶりです。
深センは、このところ、暖冬続きでで汗ばむような陽気が続いています。先日ですが、深圳湾公園に行ってきましたので、その様子を以下、書いてみようかと思います。
深圳湾公園は、その名のとおり、深圳湾沿いにあり、全長13キロ、福田区から南山区をまたぐ、非常に大きな公園です。公園内には、小テーマというものが14個(※以下)あって、それが、数珠のように繋がっているという感じです。要するに、深圳湾公園は、14の小公園の集合体みたいな感じらしいです。
(※)红树林海滨生态园、中湾阅海广场、海韵园、白鹭坡、北湾鹭港、小沙山、大运火炬塔、流花山、弯月山谷、日出剧场、潮汐湿地、婚庆广场、观海栈桥、海风运动广场
深圳湾公園を歩いてみる
深圳湾公園駅
出発点は、9号線の「深圳湾公園」駅。 A出口から降ります。
これまで、この駅には何回か来ましたが、海を見て「ああ、海はいいなあ」という感じで、満足して戻ってくるのが関の山であったのですが、今回は、一歩踏み込んで、南山方面に歩いてみることにしました。
本当は、自転車に乗って、蛇口まで行ければ、いいなあと思っていたわけですが、自転車が探してもないので、仕方なく、歩いて行けるところまで行ってみることにしました。
右手に南山のビル群、橋の向こうは、香港が見えます。(注:動画サイズは1本あたり、2-7 M 程度あります。)
紅樹林海浜生態園
地下鉄駅を下車したあたりは、紅樹林海浜生態園というらしいです。紅樹林(ほんしゅーりん)は、中国語でマングローブの意味で、マングローブは、熱帯・亜熱帯地域の海水と淡水が混じり合う汽水域に生育する植物の総称らしいです。要するに、このあたりは、川でもない、海でもない場所ということなんでしょうね。
また、渡り鳥がやってくるので、バードワッチング用の台が設置されています。
鴨が結構、群れをなして泳いでおります。こいつらも渡り鳥なんでしょうかね。
日差しが強いこともあるので、日傘とか、サングラスを用意したほうがいい場合もあります。
海岸と大通りの間は、このように、ヤシの木などの小径になっています。平日は人影はまばらです。
一応、自転車と歩道が別れています。
自転車に乗ってる人は結構いましたが、園内で自転車置き場はほとんど見かけませんので、自転車はあてにして来ないほうがいいです。園内で自転車に乗っている人は、どこから調達しているのかは知りません。
簡易トイレ、自販機など。
ポカリスウェット(宝矿力水特/ばおくぁんりーしゅえたぁー)を自販機で購入。 撥音、激ムズです。
室外智能健身房(屋外ジム施設)もあります。
園内、禁止事項など。
海韵园
海韵园(はいゆんゆぁん)に到着。
右手に、ドバイか香港にあるようなビル(建設中)が見えます。地下鉄「红树湾南」駅あたりです。地下鉄がクロスするところは、だいたいこういうミニ香港みたいになってますので、深セン中、ミニ香港だらけになってます。「そんなにいっぱい高層ビル作って、大丈夫なのかな」と心配になります。
ちなみに、このあたりは、左手に海、真ん中が小ジャングルの小径、右手に摩天楼というちょっと不思議な感じの場所になっております。あと、公園と道路向こう側のビル街との間は、通り抜けるできる道が、ほとんどなさそうなので、注意が必要です。
南国の花 名前は知りません
白鷺坂
白鷺坂に到着。
謎のダンス集団・・・中国人、ダンス、好きすぎです。
所々に、こういったチェックポイント(打卡点/だーかーでぃえん)の標識みたいなのが立ってます。(園内を走るランナーがチェックするのかな?)
白鷺なんかいるんかなと思ってたら、ほんまにいた。
北湾鷺港
北湾鷺港、休憩所に到着。
この一画は、ハーバー風というか、ちょっといい感じのムードにアレンジしてあります。
深圳湾慧云智慧跑道(深圳湾スマートランニングトラック) ちょっと見たところ、チェックポイントを早く通過した人をランキング化したりして、優秀者は表彰している感じ。
ネットで調べると「深圳湾公園内にある全長10.5キロメートルの5Gスマートハーフマラソントラック。IoT技術とAIセルフサービスシステムを活用し、ランニング、ハイキング、レース体験のためのプロ仕様のプラットフォームを市民に提供。」ということです。アプリに登録すると、AIによって、自分の走行データとかを管理できるのかもしれませんね。
軽食もとれるようです。
ところどころに休憩所、古代遺跡風です。
こういうのも、中国ならではですかね。
大运火炬塔(ユニバーシアード記念塔)
大运火炬塔(ユニバーシアード記念塔)に到着。後ろに、たけのこビルと、深セン体育館(春繭)が見えますね。
ちなみに、深センでユニバーシアードは、2011年に実施されました。あの当時は、2008年北京五輪、2010年上海万博、広州アジア大会って続いていて、深センは、ユニバーシアードっていう流れだったかと思います。
この石碑には、歴代のユニバーシアードの開催地が記されていて、神戸ユニバーシアード(1985年)とかも刻まれております。
あと、園内をぐるぐる走っているキャンピングカーみたいなのに、乗りたいときは、このコードをスキャンしなければ、ならないようです。一人、10元とのことです。
ここから、地下鉄の駅(后海駅)までは歩くと結構あります。幸い、このあたりに自転車があったので、乗って「后海」駅まで戻りましたが、園内には、ほとんど、自転車置場を見かけませんので、貸し自転車は当てにしないほうがいいと思います。
あとがき
とりあえず、今回は、このあたりで終わりにします。(もう年なので限界です。)
紅樹林海浜生態園からユニバーシアード記念塔まで、公園の半分くらい(5キロくらい)は歩いたと思います。
疲れますが、なかなか爽快です。また機会があれば、もう半分も走破してみたいと思います。

































































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